猛威を振るう臺風15號「コーニー」。周辺部への影響は、決して侮れない。23日、上海浦東にある4つの鎮(zhèn)が一斉に水浸しになったことに続き、24日晝には、上海全域が再び豪雨に見舞われた。最大雨量は244ミリメートルを上回り、一部地域では交通への影響も生じた。降雨が激しかった所では道路のアンダーパス部が冠水、道路は一時的に閉鎖された。新華社が報じた。
〇「虹橋港」に変身した虹橋空港
24日朝、ごく短時間の間に、土砂降りの雨が上海を襲い、上海は「海上都市」と化した。地下鉄2號線徐涇東駅の周辺は、まるで水郷地帯となり、地形的に少し高い場所にある地下鉄駅は「孤島」だった。崧澤高架橋の下には、深さ40センチメートルの水たまりが出現、その向こうを見ると、道路の両側には40臺以上の車が立ち往生していた。
また、上海虹橋空港も地面に大量の水が溜まり、「虹橋港」に変身した。虹橋空港駐機場の一部地面では、溜まった水が大人の太ももの高さまで達し、少し淺い所でも膝の高さほどだった。航空機が著陸する時には、大量の水しぶきが巻き起こった。待合室で搭乗を待っていた多くの旅客がこの光景を眼にして、続々と、「今日は虹橋空港で船を待っている」と口ぐちに冗談を言っていた。
「人民網日本語版」2015年8月25日
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