米國ブルームバーグ社の5日付報道は「G20は周小川中國人民銀行総裁の計畫を受け入れ、中國を批判した日本は孤立した」と伝え、日本を困った立場に追いやったことは間違いない。匿名の政府関係者2人は、「麻生大臣は中國の計畫を批判した唯一の參加代表だった」と話し、サウジアラビア通貨庁(中央銀行)のファハド?ムバラク総裁は、「中國の問題が誇張されている。われわれは中國が改革の道を歩んでいると確信している」と語った。また「フィナンシャルレビューレポート」は、「麻生大臣は『中國に対する見方で孤立感を感じないか』との質(zhì)問に対し、『少しも感じていない』と答えた」と伝えた。
「南ドイツ新聞」が6日に伝えたアンカラ駐在記者の報道によると、麻生大臣は公開の場で中國政府を批判したが、その発言に他國の代表団が怒りを感じ、たとえばドイツ代表団は日本の財務(wù)大臣が「かなり大きな混亂」を引き起こしたとの見方を示した。カナダのジョー?オリヴァー財務(wù)大臣は中國の開放を賞賛し、「元気が出るような現(xiàn)象」を目にしたと述べた。歐州連合(EU)代表団のメンバーは、「低レベルのパフォーマンス」、「戦爭時代の亡霊が復(fù)活した」などと述べた。また報道によると、中國経済の成長率は今は6~7%にとどまるが、日本はもっと低く、経済低迷期に入っているという。
日本國內(nèi)のメディアは麻生大臣のこのたびの會議での振る舞いを賞賛するが、その目的が達せられていないことは明らかだ?!府b経新聞」は6日、「G20の全體會合では中國側(cè)から構(gòu)造改革の具體策は示されず、『納得感は得られなかった』(麻生氏)と失望感も漂う。金融財政當(dāng)局者は『多くの國が參加するG20は議論を深める時間がなく、限界もある』とこぼした」と報じた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月8日
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