中國の著名な舞踏家?楊麗萍(ヤン?リーピン)が公演蕓術(shù)監(jiān)督?構(gòu)成?主演を務(wù)める「シャングリラ」日本公演が今月9‐17日まで、東京渋谷Bunkamuraオーチャードホールで行われている。全10公演のチケットは、楊麗萍らが7日日本入りする前に、完売となった。東方新報が報じた。
「最後の舞臺」
9日午後5時に始まった「シャングリラ」の1日目の東京公演は、會場の1階から3階までの2000席が満員となり、どのシーン、どの舞いも、會場から大きな拍手が巻き起こるなど、大盛況となった。終了後、楊麗萍は出演者全員とステージに立ち、観客にあいさつを行い、スタッフが楊麗萍に花束をプレゼントした。同公演は、程永華駐日中國大使や王軍?參事官、陳諍?文化參事官らも観賞した。
公演の途中の休憩時や終了後、大ホールでは観客が列を作って「シャングリラ」の畫集を購入。雲(yún)南省の少數(shù)民族の服なども人気となった。
2008年、10年に続く6年ぶりの日本公演となった「シャングリラ」。ソロダンス「孔雀の精霊」で知られる舞踏家?楊麗萍が訪日し、ソロダンス「月光」と「孔雀の精霊」も披露。會場から鳴りやまぬ拍手が起こった。楊麗萍にとって、今回の東京公演が最後の舞臺。今後は、裏方に徹し、公演蕓術(shù)監(jiān)督や構(gòu)成に集中し、表舞臺からは退く。
「この浄土を守る」
今年2月、楊麗萍は東京を訪問し、宣伝を行い、日本や中國のメディアの取材に対して、「『シャングリラ』は少數(shù)民族が數(shù)千年にわたって積み上げてきた文化の代表。伝統(tǒng)的な要素を含み、自然と生命を表現(xiàn)している。構(gòu)成を擔(dān)う者として、民間の中から込められた思いを掘り出し、発芽させ、成長させていかなければばらない。この浄土を守るというのが私の責(zé)任」と語った。
雲(yún)南省の少數(shù)民族が暮らす地域で生まれた民族歌舞集である「シャングリラ」は、中國の舞踴史で衰えぬ人気を誇る名作。中國國內(nèi)外で好評を博し、「中國の名刺」的存在となっている。08年3月に、1週間の東京公演が行われた時にも、11公演全てが大盛況となり、楊麗萍が「孔雀の精霊」として一気に知られるようになった。10年に2度目の日本公演が行われた時も、大人気で、楊麗萍の美しい舞が日本の観客を魅了した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月14日
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