「お姫様の髪飾り」の舞臺の様子
日本のバラエティ番組「欽ちゃんの仮裝大賞」は子供たちにとってなじみ深い番組だ。ここ數(shù)日、西安では2016年児童演劇祭りが開催され、児童劇が次々と上演されている。日本の劇団道化による「なにができるかなスペシャル」と西安児童蕓術(shù)劇院による「新?ウサギとカメ」、「お姫様の髪飾り」などの児童劇がそれぞれ上演されているが、二つの國の児童劇のギャップは激しく、子供たちが演劇を楽しむ一方で、大人たちはこの違いについて色々考えさせられるだろう。西安晩報が伝えた。
どこにでもある日用品から獨特のアイデア生み出す
日本には大変創(chuàng)意工夫にあふれ、非常に人気の高い「欽ちゃんの仮裝大賞」という古くからのテレビ番組がある。番組ではあらゆるテーマでパフォーマンスすることができる。それらの作品はしばしば日常生活で最もよく目にする道具を、奇想天外な想像力とパフォーマンスで、日用品を時には星空や宇宙船などに様変わりさせ、ほぼ毎回、人々を驚嘆させて止まないアイデアが披露される。
1980年代に設(shè)立した日本の劇団道化は、これらのアイデアを子供向けの児童劇に仕立て上げた。今回の「なにができるかなスペシャル」の西安における公演は評判が非常に高く、子供たちの笑いが絶えなかった。毎回舞臺に立つのはたった3人の役者だけで、道具と言えばタオル、ハンガー、スポンジ、座布団、野菜、軍手など、身の回りにある普通の日用品だけ。しかしながら、役者たちはライトの効果を利用し、白のタオルやバスタオル、軍手を白鳥やドア、はたまた空を飛ぶ「スーパーマン」に様変わりさせる。スポンジは蟹に、座布団は唇、野菜は可愛らしい鶴に、というようにジョークや創(chuàng)意工夫とアイデアが詰まった演出となっている。このような普通の日用品で子供たちを喜ばせることができるというのは本當(dāng)に驚かされる。監(jiān)督の篠崎省吾氏は「生活のあちこちにアイデアは詰まっている。たくさんお金を使わなくても、十分な愛と頭脳を活用すれば、子供たちを喜ばせることができる」と語る。
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