86歳ともなれば、ほとんどの人が孫をあやしながら、のんびり余生を過(guò)ごしていることだろう。しかし同じ86歳の高齢でも日本人の村嶋孟さんは異なる。5月26日、北京に來(lái)てわずか1日しか経っていないうちに、村嶋さんは北京の四合院で中國(guó)人に「銀シャリ」の炊き方を披露していた。彼は3年間かけて、中國(guó)で美味しいお米を探し、自身の技で中國(guó)の「銀シャリ」を炊き上げ、中國(guó)の農(nóng)民たちの収入を増やしたいという。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

日本で「飯炊き仙人」と呼ばれる村嶋さんは4月26日、彼が50年あまり経営してきた大衆(zhòng)食堂の閉店を宣言し、中國(guó)國(guó)際貿(mào)易學(xué)會(huì)國(guó)際ブランド管理センター（以下、國(guó)際ブランド管理センター）の招待を受け、中國(guó)で「銀シャリ」の極意を伝えると発表。そしてこのほど、村嶋さんは中國(guó)を訪れ、その「銀シャリの旅」をスタートさせた。

今回の會(huì)場(chǎng)となった四合院（中國(guó)北方の伝統(tǒng)的家屋）のオーナーの名は蔡永健さん。當(dāng)日午前、國(guó)際ブランド管理センターによる村嶋さんのための簡(jiǎn)単な歓迎セレモニーが開(kāi)かれた。その席上で蔡さんは村嶋さんの「匠の精神」に感動(dòng)し、四合院を村嶋さんの住居として無(wú)料で提供することを決めたと語(yǔ)った。

セレモニーが終わると、村嶋さんはその場(chǎng)でメディア関係者たちに飯炊きの技を披露し、中國(guó)の米で中國(guó)の「銀シャリ」を炊き上げた。その場(chǎng)で試食した人々はその銀シャリの美味しさを口々に褒め稱えた。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年5月27日