舊暦の2月2日である2月27日は、「二月二、龍擡頭(りゅうたいとう)」と呼ばれており、この日に散髪へ行くという伝統(tǒng)的な風(fēng)習(xí)があり、それを「剃龍頭」と呼ぶ。この日、北京市の桜桃斜街という名の胡同(伝統(tǒng)的な民家が建ち並ぶ細(xì)い路地)の奧に店を構(gòu)える趣のある理髪店を取材に訪れた。ここには眩いネオンもおしゃれな店員もいないが、今でも大変な人気を誇っている。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
この理髪店は1990年頃にこの胡同にオープンした。店主の王建さんは自分と妻の名前から1文字ずつとって、「蘭建理髪店」と名付けた。蘭建理髪店は毎朝8時(shí)過(guò)ぎに開(kāi)店し、夜9時(shí)に閉店する。長(zhǎng)年店を経営しているが、理髪代はほとんど開(kāi)店當(dāng)時(shí)のままだ。一番安いので7~8元(約130円)となっており、その利益は決して多くない。
王建さんはある客のヒゲを剃っていたが、店を開(kāi)いてから長(zhǎng)いため、常連客の理髪に関する要求は「以心伝心」で通じ合うことができるのだと言う。店內(nèi)の慌ただしくなく、かと言ってゆっくり過(guò)ぎもしない丁度良い時(shí)間の進(jìn)み方は人々に忙しない都市?北京にいることを一時(shí)忘れさせてくれる。(編集TK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年2月28日
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