貴州省貴陽市雲(yún)巖區(qū)ではシンプルな路上理髪店が並び、白衣を著た數(shù)十人の理髪職人が伝統(tǒng)的な技能で客の髪を整えているのをよく見かける。伝統(tǒng)的な古い技能、古い商売が徐々に消えつつある現(xiàn)在、彼ら理髪職人は伝統(tǒng)の手法を守り抜き、生き生きと商売している。
目の前で客の髪を切り、顔を剃っている「白衣軍団」はひと際目を引く。理髪職人の馬順明さん(61)は取材に対し、「私と仲間たちはここで路上理髪を始めて十?dāng)?shù)年経つ」と話す。
ここの路上理髪店は非常にシンプルだ。古い腰掛けの上に小さい鏡を立てたものがドレッサーだ。その上にはスポンジ、バリカン、はさみや櫛などの理髪道具が並べられ、その前には客用の椅子がいくつか置かれている。これが全ての商売道具だ。店構(gòu)えは質(zhì)素だが、ここに散髪に來る人は少なくない。
時(shí)代の移り変わりと物価の変動(dòng)に伴い、路上理髪料は最初5元(約84円)から始まり、8元(約134円)に値上がりし、現(xiàn)在15元(約250円)になっている。理髪職人たちも価格の安さが露店理髪の人気の1つかも知れないと感じているが、こんなにも長い間頑張ってこられたのと商売がうまくいっているのは確かな技能によるところが大きい。
現(xiàn)在、古い技能と古い商売が失われつつあることに觸れると、理髪店主たちは殆ど心配していなかった。彼らは、「どの業(yè)界も認(rèn)可さえあれば伝承や発展もできる。古い技能、古い商売も同じだ」と見ている。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月11日
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