アジア信頼醸成措置會議(CICA)の第5回外相會議が27、28日に北京で開催され、中國の習(xí)近平國家主席が開幕式で演説する。今回の會議は「対話により安全保障を促進」をテーマに、今後2年間のCICA協(xié)力の計畫を立て、CICA発展のトップレベルデザインを一層強化する重要な會議だ。(人民日報「鐘聲」國際論評)
2014年5月に中國はCICA議長國に初めて就任し、上海首脳會議の開催に成功すると共に、共通、総合、協(xié)調(diào)、持続可能というアジア安全保障観の確立を最初に打ち出した。中國側(cè)はCICA議長國就任後の2年間、上海首脳會議での合意を各國が共に実行するよう推し進め、CICAの能力開発はこの過程で強化され続け、CICAの國際的影響力も日増しに拡大した。各加盟國が中國の議長國任期を2018年まで延長することに一致して同意したことは、議長國としての中國側(cè)の取り組みが認められていることを十分に反映している。
アジアが世界経済成長の重要な原動力となって以來、國際社會はアジアの安全保障の展望に強く注目し続けている。今日のアジアは平和、発展、協(xié)力、ウィンウィンが常に地域情勢の主流であり、協(xié)議と交渉を通じて溝や紛爭を解決することが域內(nèi)國の主要な政策方針でもある。アジアの安全保障協(xié)力が困難を乗り越えて進み、様々な協(xié)力メカニズムも活発さを増していることを人々は見ている。だが同時に、歴史の殘した問題、現(xiàn)実的利益の摩擦、領(lǐng)土権益紛爭、地政學(xué)的角逐が依然アジア全體の安全保障構(gòu)造に影響を與えている。ここしばらくの間、他國の脅威を故意に誇張することで軍事同盟を強化している域外國がある。侵略の歴史を反省しないだけでなく、平和の「束縛」を段階的に突破している國がある。もめ事を引き起こし続け、後ろ盾があるので怖いものがないとばかりに、地域の安定を脅かしている國がある。経済?金融安全保障、エネルギー安全保障、食糧安全保障、サイバーセキュリティーなど非伝統(tǒng)的な安全保障上の試練も今日のアジアで度々顕在化している。経済面の融合が進んでいるのと比べ、アジア全體の安全保障體制構(gòu)築は依然明らかに後れている。
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