舊暦12月8日（今年は1月24日）は、中國(guó)で「臘八節(jié)（ろうはちせつ）」と呼ばれる仏教と儒教のお祝いの日だ。同日の早朝6時(shí)頃、上海市の靜安寺內(nèi)にはすでに大勢(shì)の人が、臘八粥（舊暦12月8日に食べる8種類(lèi)の穀物で作った粥）を受け取るため、約200メートルにも及ぶ長(zhǎng)蛇の列を作っており、その列は同寺の入り口付近にまで屆きそうなほどのものだった。人民網(wǎng)が伝えた。

今年、臘八粥を準(zhǔn)備した調(diào)理師?高明さんは「今年、靜安寺で配布した臘八粥の材料は例年通り、ニンジン、ハスの実、ラッカセイ、白インゲン豆、キクラゲ、サツマイモ、シログワイ等10種類(lèi)の食材をそれぞれ約100キログラム使用している。市民にできたての美味しくて、具沢山の臘八粥を振舞うため、調(diào)理師チームは前日の午後6時(shí)から徹夜で調(diào)理に取り掛かり、翌日の朝6時(shí)より市民への無(wú)料配布を開(kāi)始した」と紹介した。

毎年、臘八節(jié)に臘八粥の無(wú)料配布を行うのは靜安寺の伝統(tǒng)となっている。他の臘八粥とは異なり、塩味が利いているのが靜安寺の臘八粥の特徴となっている。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年1月25日