北京時間8日午前10時（日本時間8日午前11時）、第13期全國人民代表大會（全人代）第1回會議の記者會見がメディアセンターで行われ、王毅外交部長（外相）は「中國の外交政策と対外関係」について國內(nèi)外の記者からの質(zhì)問に答えた。

「包括的および先進的な環(huán)太平洋連攜協(xié)定（CPTPP）」に近く11カ國が署名することについて、王部長は「アジア太平洋地域の経済統(tǒng)合という方向に沿い、透明?開放?包摂の原則に合致し、WTOを中心とする世界自由貿(mào)易體制の維持にプラスでありさえすれば、中國側は積極的な姿勢だ」と表明した。

昨年米國が環(huán)太平洋経済連攜協(xié)定（TPP）からの離脫を宣言した後、殘る11カ國はTPPをCPTPPに改稱した。一部メディアは「新版TPP」と呼ぶ。

王部長は8日の記者會見で「中國はCPTPPに參加していない。だが中國はかねてから貿(mào)易自由化の揺るぎない支持者であり、アジア太平洋地域の協(xié)力と経済統(tǒng)合の重要な関與國でもある。2014年、まさに中國が推し進める形で、アジア太平洋経済協(xié)力會議（APEC）首脳會議が北京でアジア太平洋自由貿(mào)易圏（FTAAP）プロセスを正式に始動した。また、中國が現(xiàn)在積極的に関與している域內(nèi)包括的経済連攜（RCEP）は、現(xiàn)在話し合われている中で人口が最も多く、構成國が最も広範な自由貿(mào)易協(xié)定だ」と指摘。

「RCEPであれCPTPPであれ、アジア太平洋地域の経済統(tǒng)合という方向に沿い、透明?開放?包摂の原則に合致し、WTOを中心とする世界自由貿(mào)易體制の維持にプラスでありさえすれば、中國側は積極的な姿勢だ。當然われわれは、アジア太平洋地域の様々な自由貿(mào)易協(xié)定が互いにコミュニケーションを取り、調(diào)整し、良好な相互作用を形成し、各々の角度から保護貿(mào)易主義の阻止、開放型世界経済の構築に建設的役割を発揮することも希望する」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月8日