李克強(qiáng)総理は8日午後、中國(guó)を公式訪問(wèn)中の第73回國(guó)連総會(huì)のエスピノサ議長(zhǎng)と河北省北戴河で會(huì)談を行った。新華社が伝えた。

李総理は、「國(guó)連設(shè)立から70年以上が経ち、世界平和は全體的には維持されており、10數(shù)億人が貧困から脫卻し、発展と繁栄の道を歩む國(guó)々がますます増えている。これらは世界がグローバル化と多極化へ向かう過(guò)程と密接に関係しており、各國(guó)が多國(guó)間主義を堅(jiān)持し、手をとり合って試練に対処してきたこととも切り離せない。現(xiàn)在の國(guó)際情勢(shì)の下、われわれは過(guò)去のいかなる時(shí)期にも増して多國(guó)間主義の世界を必要としている。各國(guó)はルールを基礎(chǔ)とする國(guó)際秩序を維持し、國(guó)連憲章の趣旨と原則を順守し、対話と協(xié)議による溝の解消を堅(jiān)持すべきだ。そして世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）の基本ルールを維持し、自由貿(mào)易體制を堅(jiān)持し、完全なものにし、貿(mào)易と投資の自由化及び円滑化を促進(jìn)するべきだ。さらに國(guó)際関係の民主化と法治化を推し進(jìn)め、保護(hù)主義に反対すべきだ」と指摘した。

そして、「國(guó)連やWTOも整備?改革を進(jìn)める必要がある。だが改革は新たに作り上げるのではなく、第2次大戦後の國(guó)際秩序の維持を基礎(chǔ)に推し進(jìn)め、國(guó)連憲章及び自由貿(mào)易など重要な原則の維持を前提に行う必要がある」と強(qiáng)調(diào)した。

エスピノサ議長(zhǎng)は、「國(guó)連は中國(guó)との関係を非常に重視している。私が第73回國(guó)連総會(huì)議長(zhǎng)として初の訪問(wèn)國(guó)に中國(guó)を選んだのは、多國(guó)間主義の強(qiáng)化の面で中國(guó)が果たしている重要な役割、及び國(guó)連の活動(dòng)を支持する多大な貢獻(xiàn)を目にしているからだ。國(guó)連は中國(guó)及び世界各國(guó)と共にルールを基礎(chǔ)とする國(guó)際秩序を維持し、國(guó)際法とWTOの枠組における自由貿(mào)易を促進(jìn)し、あまねく広がり、全ての人に恩恵を及ぼす経済のグローバル化を後押しし、手をとり合って試練に対処し、世界の平和?安定と発展?繁栄を促進(jìn)していきたい」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年8月9日