國(guó)際協(xié)力機(jī)構(gòu)(JICA)醫(yī)療分野帰國(guó)研修生同窓會(huì)の中日友好病院専門(mén)家一行は8月31日、江西省于都県に赴き、無(wú)料診療活動(dòng)を行った。人民網(wǎng)が伝えた。
JICAは外務(wù)省所管の獨(dú)立行政法人で、中國(guó)改革開(kāi)放から約40年間にわたり、中國(guó)の開(kāi)発や建設(shè)支援、人材育成事業(yè)に協(xié)力してきた。なかでもJICAの研修生派遣事業(yè)は、中日両國(guó)の政府が長(zhǎng)期的に展開(kāi)している?yún)f(xié)力プロジェクトで、1979年の開(kāi)始から現(xiàn)在まで中國(guó)各地の醫(yī)療分野における研修生2千人以上を日本に派遣し、その専門(mén)は臨床內(nèi)科や外科、薬學(xué)、介護(hù)、検査など多岐にわたる。研修を終えた研修生たちの多くは帰國(guó)後、その所屬する病院で専門(mén)分野のリーダーや幹部として働いている。JICA中國(guó)事務(wù)所の糟谷良久副所長(zhǎng)は、「2006年にJICAを通じて訪日研修に參加した研修生で同窓會(huì)を立ち上げ、ここ十?dāng)?shù)年來(lái)、北京市郊外や甘粛省、河北省、山西省、雲(yún)南省、海南省、青海省、貴州省、內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)モンゴル、四川地震被災(zāi)地などで無(wú)料診療活動(dòng)を17回にわたり実施してきた。同窓會(huì)は各地の基礎(chǔ)醫(yī)療レベルの向上、中日両國(guó)國(guó)民間の相互理解と信頼の増進(jìn)にも大きく貢獻(xiàn)してきた」と話す。
8月31日に江西省于都県第二人民醫(yī)院で行われた無(wú)料診療活動(dòng)の開(kāi)幕式では、同県委員會(huì)副書(shū)記で県人民政府の梅揚(yáng)副県長(zhǎng)が、「中日友好病院と于都県人民政府は2017年6月に貧困者支援事業(yè)において協(xié)力関係を立ち上げ、于都県第二人民醫(yī)院の発展を重點(diǎn)事項(xiàng)として取り組んできた。現(xiàn)在、同院には中日友好病院の研修課程を終えた複數(shù)の幹部たちが帰省し、専門(mén)分野の立ち上げに取り組んでいる。中日友好病院の支援のもと、同県の醫(yī)療衛(wèi)生水準(zhǔn)も大きく向上したといえる。また今回の中日友好病院一行による無(wú)料診療活動(dòng)は中日友好病院による同県の醫(yī)療衛(wèi)生事業(yè)への援助であるとともに、中日両國(guó)の友好関係の大切さを體現(xiàn)している」と挨拶を述べた。
中日友好病院副院長(zhǎng)でJICA醫(yī)療分野帰國(guó)研修生同窓會(huì)の彭明強(qiáng)副理事長(zhǎng)は、「これまで多くの中國(guó)各地の醫(yī)療従事者がJICAを通して訪日研修に參加している。そのうち、中日友好病院がJICA醫(yī)療分野研修生において占める割合が最も多い。今回の無(wú)料診療活動(dòng)に參加した専門(mén)家は中日友好病院の中醫(yī)リウマチ科、耳鼻咽喉科、心臓血管內(nèi)科、皮膚科、呼吸器科、産婦人科、神経內(nèi)科など各分野のエキスパートであり、彼らは実際の診療やセミナーを通じて、于都県第二人民病院と交流することで、現(xiàn)地の醫(yī)療サービス水準(zhǔn)の向上を目指す」と紹介した。
于都県は江西省◆州市東部(◆は章に夂の下に貢)に位置する國(guó)家貧困者支援開(kāi)発重點(diǎn)地區(qū)で、現(xiàn)在貧困村115村と貧困者6萬(wàn)7066人が現(xiàn)在も貧困脫卻を?qū)g現(xiàn)できていない。開(kāi)幕式を終えると、中日友好病院事務(wù)室副主任で副主任薬剤師の劉暁氏、中醫(yī)リウマチ科主任で醫(yī)長(zhǎng)の陶慶文氏、心臓科副主任で醫(yī)長(zhǎng)の任景怡氏、耳鼻咽喉科行政副主任(代理主管)で、醫(yī)長(zhǎng)の劉剣鋒氏、皮膚?性病科醫(yī)長(zhǎng)の白彥萍氏、産婦人科醫(yī)長(zhǎng)の李敏氏、神経內(nèi)科醫(yī)長(zhǎng)の金淼氏、呼吸?ICU主治醫(yī)の王一民氏が于都県第二人民病院で合計(jì)約150人の地元患者を?qū)澫螭嗽\察を行った。また、白彥萍氏と王一民氏は現(xiàn)地の醫(yī)療従事者約110人を?qū)澫螭衰譬`マ別の醫(yī)學(xué)セミナーを開(kāi)いた。その一方で、中日友好病院の彭副院長(zhǎng)とJICA中國(guó)事務(wù)所の糟谷副所長(zhǎng)らは同県銀坑鎮(zhèn)坪脳村の貧困患者の家々を訪問(wèn)。同村で暮らす1人の女性は于都県第二人民病院が貧困者支援を行っている貧困世帯。子供たちは全員省外へ出稼ぎに出ているが、女性は糖尿病を患っており、長(zhǎng)年にわたりインシュリン注射や薬の服用が欠かせない。彭副院長(zhǎng)は女性の病狀や薬の服用に関して詳細(xì)まで聞き取った後、時(shí)間通りに薬を服用し、定期検診を欠かさないよう注意を促し、次の検診時(shí)に擔(dān)當(dāng)醫(yī)が病狀を円滑に把握できるように検査報(bào)告書(shū)をしっかり保管するよう指導(dǎo)を行った。また診療の最後には、彭副院長(zhǎng)が中日友好病院の専門(mén)家診療団を代表し、女性に醫(yī)薬品セットを贈(zèng)呈した。(編集TK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年9月4日
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