中國の李輝駐露大使は先日モスクワで新華社の単獨(dú)インタビューに応じた際「近年、両國首脳の戦略的リードの下、中露包括的?戦略的協(xié)力パートナーシップは深化し続けている。また、上層部交流が一段と活発化し、実務(wù)協(xié)力が一段と著実で力強(qiáng)いものになり、協(xié)力の成果が日増しに両國及び両國民に恩恵をもたらしている」と述べた。新華社が伝えた。

李大使は「中露両國は信頼、相互支持、共同繁栄、世々代々の友好という包括的?戦略的協(xié)力パートナーシップをすでに構(gòu)築しており、両國関係は常に高い水準(zhǔn)で動(dòng)き、新たな段階へと邁進(jìn)し続けている。中國側(cè)はロシア側(cè)と共に両國首脳間の一連の重要な共通認(rèn)識をしっかりと実行に移し、『一帯一路』イニシアティブとユーラシア経済連合の連攜協(xié)力を引き続きしっかりと推進(jìn)し、両國民の世々代々の友好を支える社會的土臺をさらに固め、両國関係の大発展を推進(jìn)することを望んでいる」と指摘。

「中露雙方は協(xié)力水準(zhǔn)を高め、貿(mào)易構(gòu)造を最適化し続けている。昨年、二國間貿(mào)易額は1000億ドルを突破した。今後雙方は引き続きエネルギー、航空、宇宙、インフラ分野で戦略的大型プロジェクト協(xié)力を?qū)g施すると同時(shí)に、中小企業(yè)協(xié)力の潛在力を掘り起こし、地方協(xié)力の水準(zhǔn)を高め、他の分野の新たな成長推進(jìn)力をさらに育成し、掘り起こし、雙方の定めた年間貿(mào)易額2000億ドルという目標(biāo)を早期に達(dá)成することができる」と述べた。

李大使はまた「中露は協(xié)力?ウィンウィンを核心とする新しいタイプの國際関係を構(gòu)築し、國連中心の國際體制を維持することを提唱している。同盟ではなく、対立もせず、第三國を標(biāo)的にしないという中露の新しいタイプの國家関係は國際社會の模範(fàn)だ。雙方は引き続き國連、上海協(xié)力機(jī)構(gòu) （SCO）、G20、BRICS、アジア太平洋経済協(xié)力會議（APEC）といった多國間枠組で広範(fàn)に協(xié)力を?qū)g施し、人類運(yùn)命共同體の構(gòu)築を後押しし、國際秩序のより公正で合理的な方向への発展を後押しする」と指摘。

「中露の二國間経済貿(mào)易協(xié)力は規(guī)模と質(zhì)において新たなブレイクスルーを遂げ続け、內(nèi)生的原動(dòng)力を増強(qiáng)し続けている。両國のエネルギー協(xié)力はさらに新たな段階に達(dá)し、インフラ整備は著実に進(jìn)み、農(nóng)産物貿(mào)易は日増しに活発化し、観光協(xié)力は急速に発展し、地方協(xié)力は勢いよく発展している」と述べた。

「中露には以前から首脳が毎年相互訪問する慣例があり、相手國の開催する大型行事を支持し合う伝統(tǒng)がある。これは大國間関係の良好な相互作用を促進(jìn)するだけでなく、新しいタイプの國際関係の構(gòu)築にも計(jì)り知れない影響を與えてきた。相手國の開催するホームグラウンド外交活動(dòng)を支持し合うことで、中露包括的?戦略的協(xié)力パートナーシップの水準(zhǔn)の高さと特殊性が存分に示されてきた」と述べた。

李大使は最後に「今年は新中國成立70周年であり、中露國交樹立70周年でもある。これが中露関係の発展プロセスにおいて重大な事であるのは間違いない。雙方は一連の祝賀行事を開催する。これによって必ずや中露関係は各分野で新たな段階へ押し上げられる」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年6月4日