ポンペオ國務(wù)長官など米側(cè)高官が在ヒューストン中國総領(lǐng)事館の閉鎖の目的を「米國の知的財(cái)産権と國民の個人情報(bào)の保護(hù)」としていることについて、外交部(外務(wù)省)の汪文斌報(bào)道官は23日の定例記者會見で「在ヒューストン総領(lǐng)事館を含む中國の在米公館は両國民の親善と協(xié)力の促進(jìn)に盡力し、米國において一貫して國際法と現(xiàn)地の法律を順守して職務(wù)を履行している。在ヒューストン中國総領(lǐng)事館が身分を偽り活動との米國の主張は全くの悪意ある中傷だ。在ヒューストン中國総領(lǐng)事館の閉鎖という米側(cè)の要求は國際法と國際関係の基本準(zhǔn)則への重大な違反、中米領(lǐng)事條約の規(guī)定への重大な違反であり、中米関係を深刻に破壊するものだ。これによって中米両國民の友好の懸け橋が取り壊されつつある」と述べた。
汪報(bào)道官は「2018年7月と2020年1月の2回、米側(cè)は中國側(cè)の外交封印袋を勝手に開封した。この行動は『外交関係に関するウィーン條約』と『領(lǐng)事関係に関するウィーン條約』への公然たる違反であり、中國側(cè)の外交上の尊厳と安全保障上の利益への重大な侵害だ。米側(cè)のこの行為は國際法及び國際関係の準(zhǔn)則と相反するものであり、強(qiáng)く非難されるべきだ」と述べた。
在ヒューストン中國総領(lǐng)事及び外交官2名が、偽の身分証明書を使用して中國人旅行者をチャーター機(jī)の搭乗口まで送り屆けたことが発覚したとの米側(cè)の主張については「在米中國公館の人員の個人情報(bào)はいずれも米側(cè)に対して公開されており、透明だ。米側(cè)のこの主張は完全に理由のでっち上げであり、中國側(cè)に対する非難は事実と一致しない」と述べた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月24日