今年29歳になる西安の若者?許凱さんは、高校生の時(shí)からしばしば農(nóng)村の田んぼや畑に出かけ、仲良くなった村のお年寄りたちと交流してきた。今年4月中旬、彼は友人と共に、お年寄りたちの寫真を撮る様子を映したショート動畫をSNS上に投稿し始めた。中國日報(bào)の微博(ウェイボー)公式アカウントが伝えた。
許さんが撮影するお年寄りたちはいずれも、偶然出會った見知らぬ人ばかり。だが、動畫を撮り終える時(shí)にはお年寄りたちのスナップを撮影し、寫真をプリントアウトしてフォトフレームに入れ、記念にプレゼントしているという。
許さんは、「どのお年寄りにも歴史がある。彼らは激動の時(shí)代や苦労を経てきている。それを彼らの代わりに記録に殘そうと思った」と話す。
大學(xué)生になった頃から、農(nóng)村のお年寄りたちの寫真を撮り始め、以來、すでに數(shù)百人を撮影した。許さんは、「最初はただの趣味でやっていた。そのうちに、撮影中に感動して涙を流す人が出てきた。見知らぬ他人である僕とお喋りできたというだけで涙を流す人もいる。ある103歳のお年寄りは、寫真を撮影した後にこの世を去り、僕が撮った寫真が遺影になった」と話す。
こうした経験は彼に深い感慨を抱かせ、自分は誇るべきことをしたと感じるようになった。許さんは9999人のお年寄りを撮影する計(jì)畫だが、それが実現(xiàn)するのは、彼が60歳を過ぎてからになるという。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月24日