稅関総署が22日に発表したところによると、今年1-7月、中國の総合保稅區(qū)の輸出入額が1兆7千億元（1元は約15.4円）に達(dá)し、前年同期比で14.5％増加して、同期の対外貿(mào)易増加率を16.2ポイント上回るとともに、対外貿(mào)易の成長への寄與度が30％を超えた。中央テレビニュースが伝えた。

総合保稅區(qū)は開放型経済の重要なプラットフォームであり、中國で開放レベルが最も高く、優(yōu)遇政策が最も多く、機(jī)能が最もそろい、手続きが最も簡略化された特殊開放エリアだ?，F(xiàn)在、全國には144ヶ所の総合保稅區(qū)があり、対外貿(mào)易の発展、外資系企業(yè)の投資の導(dǎo)入、産業(yè)のモデル転換?高度化に重要な役割を果たしている。

稅関総署自由貿(mào)易區(qū)?特殊地域発展司の主要責(zé)任者である陳振衝氏は、「今年1-7月、総合保稅區(qū)の輸出入額が1兆7千億元に達(dá)し、前年同期比で14.5％増加して、同期の全國の対外貿(mào)易増加率を16.2ポイント上回るとともに、全國の対外貿(mào)易輸出入総額の9.9％を占め、対外貿(mào)易の成長への寄與度が30％を超えた」と述べた。

陳氏は、「今年に入ってから、中國の総合保稅區(qū)で新たに登録された企業(yè)は5452社に達(dá)し、同13.3％増加した。輸出入が活発に行われている企業(yè)は2532社で、同25.3％増加した。より多くの企業(yè)が総合保稅區(qū)に進(jìn)出している最も大きな原因は、中國の保稅區(qū)內(nèi)では企業(yè)に最も大きな開放性と利便性が與えられていることにある」と説明した。

また陳氏によると、「2段階申告」、「2段階進(jìn)出」、「2エリア最適化」などの重點(diǎn)改革措置を総合保稅區(qū)で優(yōu)先的に推進(jìn)し、區(qū)內(nèi)の企業(yè)の電子帳簿記録、稅金の追納などの業(yè)務(wù)を「秒?yún)g位」で迅速に処理できるようにした。航空機(jī)の保稅區(qū)でのリースの遠(yuǎn)隔地依託監(jiān)督管理モデルを普及?拡大し、企業(yè)の手続きにかかる時(shí)間がこれまでの3日間から2時(shí)間に短縮され、航空機(jī)1機(jī)のフライト1回あたりのコストが約120萬元節(jié)約できたという。

稅関は今後も引き続き、総合保稅區(qū)が加工製造業(yè)や倉庫物流業(yè)といった伝統(tǒng)的事業(yè)の展開に力を入れるよう促し、研究開発や検査測定、メンテナンスなどの生産型サービス業(yè)の新業(yè)態(tài)の先行事業(yè)や先行テストを支援し、総合保稅區(qū)を物品貿(mào)易を中心としつつ物品貿(mào)易とサービス貿(mào)易の融合的発展へと拡大させ、資金調(diào)達(dá)?リース、越境EC?文化クリエーション、醫(yī)療?ヘルスケアなどの新業(yè)態(tài)の発展を促し、総合保稅區(qū)が國內(nèi)の大きな循環(huán)を主體としつつ、國內(nèi)と國外の2つの循環(huán)が相互に促進(jìn)し合う新たな発展構(gòu)造を作り上げるよう促すとしている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月25日