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程永華前駐日大使「『ポスト安倍時代』の中日関係を積極的に計畫し、先導(dǎo)するべき」

人民網(wǎng)日本語版 2020年09月29日11:25
程永華前駐日大使「『ポスト安倍時代』の中日関係を積極的に計畫し、先導(dǎo)するべき」
9月27日に中華日本學(xué)會2020年年次総會ならびに學(xué)術(shù)シンポジウム「平成から令和へ:日本の発展の歩みと未來の展望」が北京で開催された。(寫真は中國社會科學(xué)院日本研究所提供)

中國の程永華前駐日大使は27日の學(xué)術(shù)シンポジウムで、「中日雙方は日本の新政権発足を契機に、一段と妨害を排除し、揺るぎなさを保ち、両國関係が正しい軌道に沿って安定的に遠くまで前進する後押しを共にすべきだ」と語り、▽積極的に先導(dǎo)し、政治的相互信頼を積み重ねる▽各分野の実務(wù)協(xié)力を踏み込んで実施する▽人的?文化的交流に力を入れ続ける▽地域と國際社會への責(zé)任感をはっきりと示すことを提言した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

9月27日に、中華日本學(xué)會2020年年次総會ならびに學(xué)術(shù)シンポジウム「平成から令和へ:日本の発展の歩みと未來の展望」が北京で開催された。程氏は開會式で基調(diào)講演「安倍から『ポスト安倍』へ:中日関係の回顧と展望」を行い、外交の第一線で自らが経験した「波瀾と起伏、紆余曲折、より高い目標(biāo)に向けた困難克服、正常な軌道への回帰」という中日関係の重要な段階を振り返った。

程氏は安倍前政権及び菅義偉現(xiàn)政権への評価と展望を示した。程氏は、「菅內(nèi)閣は対中政策において全般的に安倍政権の基調(diào)を踏襲するとみられる。その一方で、『ポスト安倍時代』の日本の対中政策には依然として一定の二面性と揺れ動きがあるだろう」との見方を示した。

また程氏は、「我々は『ポスト安倍時代』の中日関係を積極的に計畫し、先導(dǎo)するべきだ。中日は転居不能な隣國であり、中日関係の重要性が一時、一事によって変わることはない。長期安定的で友好協(xié)力的な中日関係の発展は両國及び両國民の根本的利益にかなう。中日雙方は日本の新政権発足を契機に、一段と妨害を排除し、揺るぎなさを保ち、両國関係が正しい軌道に沿って安定的に遠くまで前進する後押しを共にすべきだ」と述べた。

基調(diào)報告では、胡令遠?復(fù)旦大學(xué)日本研究センター長が「平成の振り返りと日本研究の論理的出発點」、韓東育?東北師範(fàn)大學(xué)副學(xué)長が「2つの『日本學(xué)』の問題に関して」、黃大慧?中國人民大學(xué)國際関係學(xué)院副院長が「東アジアに立腳し中日関係を取り扱う:回顧と展望」と題して學(xué)術(shù)講演を行った。

分科會では、學(xué)者等が「政治?外交?安全保障(1)」、「政治?外交?安全保障(2)」、「経済?社會」、「歴史?文化」の4つの分科會で踏み込んだ意見交換や議論を行い、代表を通じて成果を報告した。

中國社會科學(xué)院日本研究所所長、中華日本學(xué)會常務(wù)副會長を務(wù)める楊伯江氏は會議の総括で、「中日関係の研究は二國間関係の研究ではあるが、理論的革新の潛在力を備え、伝統(tǒng)と革新、歴史と現(xiàn)実、共通利益とゼロサムゲームなど重層的関係を立體的に反映している」と指摘した。

さらに、「両國関係は流れに逆らって船を進めるようなもので、進まなければ押し戻されてしまう。我々は政策及び戦略において、両國関係が漂流狀態(tài)に陥るがままにさせるわけにはいかない。伝統(tǒng)的大國と新興勢力との摩擦の処理において、日本は経済や地域協(xié)力による対処に重きを置いており、歐米の打ち出している文化衝突論や攻撃的現(xiàn)実主義とは異なり、我々の參考に値する。我々は日本研究を?qū)澩忾v係の全體に據(jù)えて研究し、デザインし、考えるべきだ」と述べた。(編集NA)

「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月29日

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