2020年は広西壯(チワン)族自治區(qū)柳州市の名物グルメ?柳州タニシ麺が人気を博した年となっている。そしてこのタニシ麺人気は、なんとも形容しがたい職業(yè)「嗅ぎ師」をも生み出した。優(yōu)れた嗅覚を持つ李永國さん(41)は、人呼んで「金の鼻」の持ち主。年俸50萬元(約776萬円)で、タニシ麺に欠かせない酸筍(塩漬け筍)の品質(zhì)管理を擔(dān)う「嗅ぎ師」として働いている。李さんはその大事な鼻に50萬元の保険をかけているのだという。北晩新視覚網(wǎng)が伝えた。
李さんの毎日の仕事は、工場內(nèi)にある60甕、計300トンの酸筍の匂いを嗅ぐこと。匂いを嗅ぐことでその漬かり具合を判斷し、全ての甕の酸筍の色合いや漬かり具合を記録していく。一度は転職を考えたこともあったという李さんだが、今は人に職業(yè)を聞かれても、誇りをもって「タニシ麺を作っている」と答えられるようになったという。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月28日