金髪のイアナさんは米國國籍だが、小さい頃から遼寧省瀋陽市で育った。彼女と4歳下の妹は、母親とサツマイモをきっかけとして、この土地と非常に深い縁を結(jié)ぶこととなった。
科爾沁(ホルチン)沙地の東南端にある瀋陽市康平県十家子村は、かつては貧困村として有名だった。今から17年前、イアナさんの母親のスーザンさんは、米ノースカロライナ州から同村にやって來た。ボランティアとして村に住む貧困學生に対して出資?支援を行うために同村に根を下ろしたスーザンさんと村民たちは、深い絆で結(jié)ばれるようになった。
そのため、瀋陽で成長したイアナさん姉妹も「康平サツマイモ」には特別の思いを抱いていた。十家子村のサツマイモは甘くもっちりした食感で、姉妹は村にやって來るたびに、必ずこのサツマイモを持ち帰り、味わったものだった。
今から3年前、村の幹部は、すでに「ネット有名人」になっていたイアナさん姉妹と連絡(luò)を取り、「康平サツマイモ」のイメージガールになって欲しいと2人に依頼した。
そこで、冬の瀋陽の冷たい雨が降る中、2人の姉妹は「焼き芋」の屋臺をオープンした。
イアナさん姉妹は1人は焼き芋の重さを計り、もう1人は代金を受け取りと、忙しくも楽しく働いた?!付喾帧⒁姢堡系卦稳摔郡沥热贿`うけど、話す言葉は瀋陽っ子そのものだったからだと思う。屋臺の焼き芋は飛ぶように売れた」とイアナさんはその日のことを振り返った。
「道端での初売り」が大成功に終わった後、姉妹は「焼き芋」売りにいっそう力を入れるようになった。ネットユーザーを連れてサツマイモを掘りに出かけたり、サツマイモを焼き、屋臺を出したりした。2人は、「私たちの夢は、ネットワークによる販路開拓によって農(nóng)民を支援することだ。地元の農(nóng)産品を國內(nèi)外で売りたい」と話す。
「康平サツマイモ」は、現(xiàn)在、電子商取引プラットフォームという「急行列車」に乗り、17?。ㄗ灾螀^(qū)?直轄市)での販売が実現(xiàn)し、十家子村の村民の貧困からの脫卻をサポートしている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」 2020年11月27日