米國のポンペオ國務(wù)長官らが中國共産黨中央統(tǒng)一戦線活動の関係者に対して査証（ビザ）を制限する制裁を科し、中國が「統(tǒng)一戦線」を利用して外國への「浸透工作」を行っているなどの統(tǒng)一戦線に汚名を著せる言論を発表したことに対し、統(tǒng)一戦線活動部の報(bào)道官はこのほどコメントを発表し、「ある時(shí)期より、米國の一部の政治屋が反中國の各種問題をでっち上げ盛んに宣伝することに熱を上げ、中國共産黨が指導(dǎo)する統(tǒng)一戦線と統(tǒng)一戦線活動をたびたび誹謗中傷しており、その言論はでたらめや冷戦思考、イデオロギー上の偏見が満ちあふれたものであり、全く白を黒と言う詭弁であり、事実をねつ造するものであり、大勢の海外にいる中國の同胞や留學(xué)生たち、関連機(jī)関の正常な業(yè)務(wù)、學(xué)習(xí)、活動を深刻に妨害し、中米間の正常な交流と協(xié)力に深刻な損害を與えている。中國は強(qiáng)く非難するとともに、斷固たる反対を表明する」と強(qiáng)調(diào)した。

同報(bào)道官は「中國は人口が多く、様々な黨派、様々な民族、様々な階層、様々な宗教の信者がいるほか、異なる社會制度の下で生活する同胞もいる。中國共産黨が指導(dǎo)する統(tǒng)一戦線は、人心を凝集し、力を結(jié)集し、政黨関係、民族関係、宗教関係、階層関係、中國內(nèi)外の同胞関係の調(diào)和を積極的に促進(jìn)し、すべての団結(jié)可能な力を団結(jié)させ、すべての動員可能な積極的要因を動員し、國家の富強(qiáng)、民族の復(fù)興、國民の幸福の実現(xiàn)に共同で努力しようとするものにほかならない。対外的交流の中で、中國の黨と政府は世界の異なる文明同士の包摂と相互參考を一貫して主張し、世界各國の調(diào)和共存を促進(jìn)し、人類運(yùn)命共同體の構(gòu)築を推進(jìn)してきた。中國は大勢の海外にいる中國の同胞や留學(xué)生が中國內(nèi)外をつなげる架け橋?紐帯の役割を発揮することを重視し、その狙いは中國と世界各國との正常な民間の人的?文化的交流を展開し、友好関係を発展させること、相互理解と友情を増進(jìn)することにあり、他國の內(nèi)政に干渉したことはなく、イデオロギーや社會制度を他國に送り込んだこともない。実際、世界の新型コロナウイルス感染癥との戦いの過程で、大勢の海外にいる中國の同胞と留學(xué)生がさまざまな方法で所在國に防疫物資を提供し、戦いの経験を共有し、所在國の戦いを力強(qiáng)く支援した。これは中外の正常な民間友好交流協(xié)力を生き生きと物語るものだ」と述べた。

また同報(bào)道官は、「でたらめは最後には暴かれ、正義は自ずから人々の心の中にある。中央統(tǒng)一戦線活動部の活動はすべて日の當(dāng)たる場所で正々堂々と行われている。ポンペオ氏らの反中國の政治屋がどれほど『中國陰謀論』や『浸透工作論』などの荒唐無稽な持論を振りかざしたとしても、中國共産黨がすべての団結(jié)可能な力を団結(jié)させて中華民族の偉大な復(fù)興という目標(biāo)に向かって努力することにはいささかの変更もない。中國の黨と政府の、世界各國の國民との友好交流を増進(jìn)し、世界の平和と発展を守るために力を盡くし、人類運(yùn)命共同體を共同で構(gòu)築する努力にはいささかの変更もない」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月26日