2020年12月末時(shí)點(diǎn)で、中國(guó)の外貨準(zhǔn)備高は３兆2165億ドル（1ドルは約103.9円）に上り、11月末に比べて380億ドル増加し、増加幅は1.2％になったという。7日の取材で明らかになった。

外貨準(zhǔn)備殘高の規(guī)模が変化する原因は何か。國(guó)家外貨管理局の副局長(zhǎng)を務(wù)める王春英報(bào)道官は、「昨年12月、中國(guó)の外貨市場(chǎng)の運(yùn)営は全體として安定し、市場(chǎng)での取り引きは理性的で秩序があった。國(guó)際金融市場(chǎng)では、新型コロナウイルス感染癥の進(jìn)展、主要國(guó)の金融?財(cái)政政策などの影響で、米ドル指數(shù)が低下し、米ドル以外の通貨及び主要國(guó)の資産価格が上昇した。外貨準(zhǔn)備は米ドル建てで計(jì)算するため、米ドル以外の通貨を米ドルに換算すると金額が増える。さらに資産価格上昇などの要因が共に作用し合った結(jié)果、中國(guó)の12月の外貨準(zhǔn)備高が増加した」と説明した。

王氏は、「將來を展望すると、世界の経済情勢(shì)が複雑で厳しく、感染癥の打撃から派生したリスクが軽視できず、國(guó)際金融市場(chǎng)にはなお多くの不確定要因が存在する。しかし中國(guó)の外貨市場(chǎng)には安定したバランスのよい運(yùn)営を続けられる條件が整っており、外貨準(zhǔn)備高も全體的に安定するだろう」との見方を示した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年1月8日