中央軍事委員會(huì)後方勤務(wù)保障部の開(kāi)発した初の「軍人保障標(biāo)識(shí)タグ」がこのほど、新疆軍區(qū)の某高原駐留訓(xùn)練部隊(duì)に支給された。

「軍人保障標(biāo)識(shí)タグ」は兵士の基本情報(bào)や醫(yī)療識(shí)別票情報(bào)を記録し、身分認(rèn)証、負(fù)傷兵の応急処置、遺體の識(shí)別、戦時(shí)支援に用いられる。

これは情報(bào)システムに基づく「一體化作戦保障能力」の構(gòu)築及び軍人支援の戦場(chǎng)への拡大の推進(jìn)にとって重要な意義を持つ。

「軍人保障標(biāo)識(shí)タグ」はメインタグとパッシブ?サブタグとからなる。メインタグは金屬材料を使用し、爆発による衝撃や高熱に強(qiáng)い特性を持つ。

タグの表面には將兵の氏名、性別、血液型、保障番號(hào)などの基本情報(bào)がエッチングされている。裏面にはQRコードがあり、専用機(jī)器でスキャンすることで所持者の重要情報(bào)を速やかに読み込める。

パッシブ?サブタグは內(nèi)部メモリに所持者の指紋、アレルギー歴、醫(yī)療識(shí)別票情報(bào)などデジタル情報(bào)を記録しており、メインタグと併用することで、診察?治療、兵站における食事?宿泊、行軍時(shí)の乗車(chē)が可能となり、平時(shí)及び戦時(shí)の精確な支援と管理に資する。

今後、高原部隊(duì)は生理的特徴の感知機(jī)能を備えた北斗（中國(guó)版GPS）腕時(shí)計(jì)も支給し、個(gè)人用戦闘裝備に組み入れる。戦場(chǎng)での負(fù)傷兵の捜索?救助、バイタルサインのモニタリングなどに用いる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年2月5日