バイデン氏が米現(xiàn)地時間20日、米國大統(tǒng)領(lǐng)に就任した。バイデン氏の就任後、中米関係は正常化できるのか?中米貿(mào)易戦爭はまだ続くのか?こうした點について、中國の崔天凱駐米大使が26日、中國中央テレビの取材に応じた。中央テレビニュースが伝えた。
■米大統(tǒng)領(lǐng)報道官の発言「バイデン氏は『忍耐』で中國に対応」をどう見るか?
【崔大使】忍耐心を持つのは當然良い事だ。米側(cè)がここ數(shù)年の対中政策をよく振り返り、再考して、問題の根本的原因を探り出し、積極的、建設(shè)的、前向きで、現(xiàn)在の世界の実情に見合った対中政策を確実に講じることを望む。
ただ、忍耐だけではまだ不十分であり、理性と誠意も必要だ。米大統(tǒng)領(lǐng)報道官は基本的に中米関係を戦略的競爭関係と定義しており、中國の國內(nèi)?対外政策に対するいくつかの見方は、それほど正確ではない。米側(cè)が忍耐を持って、客観的に中國を認識し、現(xiàn)在の世界を認識し、中米関係を認識できることを望む。
■誰が米大統(tǒng)領(lǐng)になろうとも、中米関係は良くならないのか?
【崔大使】もし中米間で健全で安定した関係を発展させたいのなら、明確な回答を要する根本的問題がある。歴史と文化、社會制度の異なる2つの國が平和的に共存し、協(xié)力に焦點を合わせ、溝を管理?コントロールして、両國民及び國際社會に真に幸福をもたらすことはできるのか、その必要はあるのか。そして、米國は自らと非常に異なる中國という國が発展していくのを受け入れられるのか、素晴らしい生活を追求する中國の人々の権利を尊重できるのか。これがその根本的問題だ。
大統(tǒng)領(lǐng)が交代して誰になろうとも、この根本的問題への回答が必要だ。この問題に対する明晰、明確、前向きな回答があれば、両國関係における具體的問題はいずれも解決策を見出すことができるだろう。
■米國が最も取り戻すべきものは何か?
【崔大使】米國が最も取り戻すべきは、大國としての振舞い、大國としての知恵、大國としての自信、大國としての楽観性、また大國としての勤勉さだ。
■中米間の貿(mào)易戦爭はまだ続くのか?
【崔大使】中國側(cè)はかねてより、いわゆる貿(mào)易戦爭に反対している。もし我々にどうしても貿(mào)易戦爭を強要する者がいるのなら、我々も恐れず、徹底的に相手をする。
米國のビジネス界は、両國関係が早期に正?;贰㈦p方の企業(yè)に正常で有利なビジネス環(huán)境を提供することを一致して望んでいる。中國側(cè)は一貫して雙方間の正常な経済貿(mào)易関係のために積極的に努力している。米國は我々に関稅戦爭や貿(mào)易戦爭を強要しており、新型コロナウイルス感染癥のパンデミックの影響もあるが、我々は改革開放の歩みを一度も止めることなく、ビジネス環(huán)境を改善し続けている。これは米國のビジネス界も広く知っていることだ。
■中米関係は現(xiàn)在が最悪か?さらなる悪化はあるか?
【崔大使】これは完全に雙方の政策選択次第だ。もし一方がどうしても間違った選択をして対立へと進むのなら、狀況は現(xiàn)在よりも悪化するだろう。だが我々は好転の方向へと努力すべきだ。
中米関係において変化は絶対的であり、不変というのは相対的なものだ。重要なのはどの方向へ変化するかだ。これは、雙方が向き合って進むことができるか否か、中米関係の戦略的フレームワークについて一定のコンセンサスを得られるか否か、米國の新政権が一體どのような政策を打ち出すかにかかっている。
長い歴史的観點に立つと、中米間で唯一正しい選択は「協(xié)力」しかない。雙方がこのような選択をし、斷固として揺るぎなく困難を克服し、この方向に努力しさえすれば、中米関係の展望は明るいはずだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月27日