開業(yè)5周年を記念する飾り付けがされたAIIB本部(2021年1月13日撮影)。 (撮影:李■、■は品の口が金)
1月16日、アジアインフラ投資銀行(AIIB)は開業(yè)5周年を迎えた。アジアでは初めてのインフラストラクチャー整備に著目した新型國際開発金融機(jī)関であるAIIBはこの5年の間に、世界銀行に次ぐ世界で2番目の規(guī)模の國際開発金融機(jī)関となり、加盟國?地域は増加の一途をたどり、新しい連攜スタイルに沿って安定して前進(jìn)し続けている。
AIIBは、多國間協(xié)力の模範(fàn)と稱され、そのメンバーはアジアの枠を超えるようになっている。創(chuàng)設(shè)メンバー57ヶ國から始まり、今では加盟國?地域がアジア、歐州、アフリカ、北米、南米、オセアニアの6大陸の103ヶ國?地域にまで拡大した。そして、5年の間に、加盟國?地域のインフラ整備に、総額220億2000萬ドル(1ドルは約103.8円)の融資が実施された。その分野は、エネルギー、交通、金融、水資源、都市発展などをカバーする、合わせて108項目。20年は、99億8000萬ドルの融資が認(rèn)可された。19年の45億4000萬ドルと比べると、2倍以上となった。
世界からは、「多くの國や企業(yè)がAIIBの投資プロジェクトの益を受けている。それらプロジェクトは、雇用を創(chuàng)出し、現(xiàn)地の人々が收入を得ることができるようになっている」との聲が上がっている。
AIIBは、投資の柔軟性やイノベーション性を非常に重視し、伝統(tǒng)的なコアインフラストラクチャの分野のほか、各國の経済の持続可能な発展の目標(biāo)にも注目している。
2021年1月13日、AIIB本部で取材を受けるAIIBの金立群総裁。 (撮影:李■、■は品の口が金)
気候変動、コネクティビティ、デジタルインフラ、プライベートファンドへの融資など、新型やグリーンインフラの分野への融資が業(yè)務(wù)の重點ポイントとなっている。グリーンインフラは、関連の國や地域の経済のモデル転換とグレードアップ、カーボンニュートラル実現(xiàn)加速をサポートしている。AIIBの金立群総裁は13日、「AIIBは今後、気候変動への対応という分野への融資の割合を引き続き高め、25年までにその割合を50%まで引き上げる計畫」と説明した。
AIIBは3大國際格付け機(jī)関のスタンダード?アンド?プアーズ(S&P)、ムーディーズ、フィッチ?レーティングスから常に最高の格付けを與えられ、安定した評価?見通しを維持している。國際連合はAIIBが発展の使命のために行った寄與を高く評価し、AIIBに國連総會の永久オブザーバーの資格を與えている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月16日