遼寧省瀋陽(yáng)市と大連市は1月11日、それぞれ記者會(huì)見を開き、新型コロナウイルス感染予防?抑制をめぐる最新狀況について通達(dá)を出した。中央テレビ局ニュースが伝えた。
〇瀋陽(yáng)の発生源は海外からの入國(guó)者 隔離措置終了後に発癥
通達(dá)によると、疫學(xué)調(diào)査?ビッグデータ分析、PCR検査?血清抗體検査、全ゲノム解析を通じて、今回瀋陽(yáng)で発生した新型コロナウイルスの発生源が特定され、その感染経路も明らかとなった。
今回瀋陽(yáng)で発生した新型コロナウイルスの発生源は、海外からの入國(guó)者で、隔離措置終了後に発癥した。病院に診察に出向いたことと自宅があるコミュニティ內(nèi)で日常的な活動(dòng)を行っていたため、この発生源となった感染者から、家庭內(nèi)や公共スペースで感染が広がる結(jié)果となった。
〇大連の発生源は輸入コールドチェーン製品、新たな輸入癥例に
通達(dá)によると、感染が確認(rèn)された患者や無(wú)癥狀感染者および関連狀況から見て、貨物サンプルから検出されたウイルスの全ゲノムは、これまでに大連市で確認(rèn)されていた新型コロナウイルスのあらゆる全ゲノム配列とは全く異なるものであったことから、現(xiàn)地の新型コロナウイルス感染拡大が持続しているという仮説は成り立たない。また、中國(guó)國(guó)內(nèi)で報(bào)告されている輸入癥例および國(guó)內(nèi)癥例との間にも、ゲノムにおける関係性は存在しないため、新たな輸入癥例と結(jié)論づけられる。
この結(jié)果から、感染源は海外から持ち込まれたものであることが分かり、今回の大連での感染拡大の原因は、輸入コールド製品に付著していた新型コロナウイルスであると判斷された。
これまでに確認(rèn)された証拠から導(dǎo)かれる基本的分析によると、今回の感染拡大による感染者は、大連港埠頭の荷役作業(yè)員が圧倒的多數(shù)を占めており、ロシア籍の貨物船で輸送された新型コロナウイルスが付著したバラ積み貨物によって感染したとみられる。その後、これらの埠頭作業(yè)員の日常的な活動(dòng)から、金座商廈內(nèi)で商店店員や買物客の感染が発生し、その後感染が拡大していった。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年1月12日