上海市浦東新區(qū)の竜陽路地下鉄車両基地は、地下鉄2號線と7號線の毎日の「帰る家」だ。地下鉄を利用する多くの市民は、地下鉄の車庫の屋根に「発電所」が隠されていることを知らない。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。
上海地鉄(地下鉄)集団によると、地下鉄基地の車庫の屋根にはソーラーパネルが一面に設(shè)置されており、その総面積は5萬平方メートルで、サッカーコート5、6面分に相當(dāng)する。280Wのモジュールが合計で1萬3000個近く設(shè)置されており、地下鉄列車にグリーンでクリーンな電力を提供できる。統(tǒng)計によると、この太陽光発電所は2019年末に電力システムに接続し発電を開始した。年間の発電量で、8両編成の2號線列車1本が20萬キロメートル走行でき、この距離は1560往復(fù)以上に相當(dāng)する。
上海地下鉄は現(xiàn)在まで、川楊河、治北、金橋、竜陽路、三林などの10カ所の車両基地で太陽光発電を開始している。総発電設(shè)備容量は計約24MW、年平均発電量は約2300萬kWh。今後はさらに多くの地下鉄車両基地で太陽光発電プロジェクトを建設(shè)し、上海がCO2排出量ピークアウトの目標(biāo)を前倒しで達(dá)成できるようにサポートする。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月15日