2億9000萬年前の山西陽泉瓣歯サメの生態(tài)復(fù)元図（楊定華作成）

中國科學(xué)院古脊椎動物?古人類研究所が26日に発表した情報(bào)によると、同研究所などの機(jī)関の研究者が山西省の陽泉地區(qū)で見つかった2億9000萬年前の瓣歯サメ（Petalodus）の化石を研究したところ、瓣歯サメはすでに大洋を渡る移動能力を備えており、しかも遊泳能力に優(yōu)れたトップレベルの捕食者だった可能性がある。科技日報(bào)が伝えた。

山西陽泉太原組銭石灰?guī)r內(nèi)の紀(jì)元前の巨大ザメ、瓣歯サメの歯の化石（蓋志琨撮影、楊定華復(fù)元図作成）

中國で瓣歯サメ屬の歯の化石が見つかったのは今回が初となる。瓣歯サメの北半球における古代の地理的分布範(fàn)囲を大幅に拡大し、かつ瓣歯サメのパレオ?テチス海橫斷に重要な化石の証拠を提供した。これは瓣歯サメがすでに大洋を渡る移動能力を備えており、古代海洋における遊泳能力に優(yōu)れたトップの捕食者であったことを示している。関連研究成果は巻頭記事として、國際的な學(xué)術(shù)誌「地質(zhì)學(xué)報(bào)（英語版）」に掲載された。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月27日