上海市の呉清副市長(zhǎng)は24日に行われた上海市政府の記者會(huì)見で、「2025年をめどに、上海の國(guó)際金融センターとしてのレベルを著しく向上させ、全國(guó)経済の質(zhì)の高い発展にサービスを提供する役割をさらに顕在化させ、人民元の金融資産配置とリスク管理センターとしての位置づけをますます強(qiáng)固にし、グローバル資源配置の機(jī)能を目に見えて強(qiáng)化し、2035年をめどに世界的に重要な影響力をもった國(guó)際金融センターを建設(shè)するための著実な基礎(chǔ)を突き固める」と述べた。中國(guó)新聞社が伝えた。
上海市はこのほど「上海國(guó)際金融センター建設(shè)『第14次五カ年計(jì)畫』プラン」を発表し、呉氏がこの日の記者會(huì)見で同プランに関連する狀況を説明した。
呉氏は、「長(zhǎng)年にわたるたゆまぬ努力の末に、上海は2020年をめどに中國(guó)の経済力と人民元の國(guó)際的地位にふさわしい國(guó)際金融センターをほぼ構(gòu)築し、さらなる発展のための著実な基礎(chǔ)を突き固めた。今回の『プラン』は1つの全體目標(biāo)と6つの具體的目標(biāo)を提起した。全體目標(biāo)とは、2025年をめどに、上海の國(guó)際金融センターとしてのレベルを著しく向上させ、全國(guó)経済の質(zhì)の高い発展にサービスを提供する役割をさらに顕在化させ、人民元建て金融資産の配置とリスク管理センターとしての位置づけをますます強(qiáng)固にし、グローバル資源配置の機(jī)能を目に見えて強(qiáng)化し、2035年までに世界的に重要な影響力をもった國(guó)際金融センターを建設(shè)するための著実な基礎(chǔ)を突き固めることだ」と述べた。
6つの具體的目標(biāo)とは「2つのセンター、2つのターミナル、2つの先端分野」を構(gòu)築することと要約できる。呉氏の説明によると、「2つのセンター」とはグローバル資産管理センターとしての生態(tài)系?システムがより成熟して、中國(guó)內(nèi)外の投資家の資産配置とリスク管理のニーズをよりよく満たすことと、フィンテックセンターとしての競(jìng)爭(zhēng)力が目に見えて増強(qiáng)し、都市のデジタル化モデル転換を後押しすることだ。「2つのターミナル」とは國(guó)際グリーン金融ターミナルの地位がほぼ確立して、経済社會(huì)のグリーン発展を促進(jìn)することと、人民元の國(guó)境を越えた使用のターミナルとしての地位がさらに強(qiáng)固になり、「上海価格」の國(guó)際的影響力が著しく拡大することだ?!?つの先端分野」とは國(guó)際的な金融人材の先端分野の構(gòu)築が加速し、金融人材のイノベーションの活力が絶えず増強(qiáng)されることと、金融ビジネス環(huán)境の先端分野がさらに顕在化し、國(guó)際金融センターのソフト面の実力が著しく向上することだ。
呉氏は、「第14次五カ年計(jì)畫期間に上海市はこのプランの発展目標(biāo)と重點(diǎn)措置をめぐって、上海の國(guó)際金融センターとしてのレベルを絶えず向上させ、全國(guó)の経済の質(zhì)の高い発展を支える。具體的には、『國(guó)際化、市場(chǎng)化、デジタル化、グリーン化、法治化』の方向への推進(jìn)を加速する」と述べた。
上海交通大學(xué)上海高級(jí)金融學(xué)院(SAIF)の教授で中國(guó)金融研究院の副院長(zhǎng)でもある李峰氏(會(huì)計(jì)學(xué))は、「『雙循環(huán)(國(guó)內(nèi)と國(guó)際的な2つの循環(huán))』の発展構(gòu)造、人民元の國(guó)際的地位の向上に伴って、上海國(guó)際金融センターの建設(shè)にも新たな內(nèi)容が與えられるべきで、『人民元建て金融資産の配置とリスク管理センターとしての位置づけがますます強(qiáng)固になり、グローバル資源配置の機(jī)能が目に見えて強(qiáng)化されること』がこの新たな內(nèi)容の具現(xiàn)化となるだろう」と分析した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年8月25日