中國人民銀行が発表した最新統(tǒng)計によると、今年第一四半期（1－3月）末、事業(yè)融資などに際して金融機関が環(huán)境への影響を評価審査するグリーンローンの人民元建て?外貨建て殘高が前年同期比24.6%増の13兆300億元に到達。各種融資の増加ペースを12.3ポイント上回った。うち、二酸化炭素排出量削減関連のプロジェクトへの直接融資額は6兆4700億元（1元は約16.9円）、間接融資額は2兆2900萬億に達し、グリーンローンの67.3%を占めた。人民日報が報じた。

グリーンローン（green-credit policy）は、中國環(huán)境保護総局や人民銀行、中國銀行業(yè)界監(jiān)督管理委員會が、エネルギー消費や汚染物質(zhì)排出が多い産業(yè)が盲目的に拡大していく狀態(tài)を抑制するために、2007年7月30日に共同で打ち出した融資政策だ。

今年1－3月期、中國のグリーンローンは急増ペースをキープ。用途を見ると、グリーンインフラへのアップデート産業(yè)、クリーンエネルギー産業(yè)のローン殘高が前年同期比25%増の6兆2900億元と同比17.2%増の3兆4000億元に達した。業(yè)界別で見ると、交通運輸?貯蔵?郵政業(yè)のグリーンローン殘高が前年同期比15%増の3兆8500億元、電力?熱力?ガス及び水の生産?供給業(yè)のグリーンローン殘高が同比19.7%増の3兆7300億元に達した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月3日