四川省甘孜州蔵(カンゼ?チベット)族自治州石渠県長沙貢瑪國家級(jí)自然保護(hù)區(qū)で、子供のマヌルネコ2匹が一緒に映る貴重な映像の撮影に成功した。撮影者とマヌルネコは10メートルも離れていなかったという。人民網(wǎng)が報(bào)じた。
映像を見ると、1匹のマヌルネコが目を大きく開けて、左を向いたり右を向いたりして、周りの様子を観察している。そして、このマヌルネコより少し小さいもう1匹が後ろからゆっくりと歩いてきて橫に並び、一緒に周りを観察し始めている。2匹が同じ方向を向いて並んでいる様子はとてもかわいらしい。
カンゼ?チベット族自治州林業(yè)科學(xué)研究所の周華明所長は、「ネット上で大人気となっているが、マヌルネコは中國の國家二級(jí)重點(diǎn)保護(hù)動(dòng)物。國際自然保護(hù)連合(IUCN)の近危急種(NT)にも指定されている。同自治區(qū)では、マヌルネコは點(diǎn)在して生息している。マヌルネコは単獨(dú)で生活することを好み、生息密度は低い。また、夜行性であるため、その行動(dòng)が捉えられることは非常に珍しい」と説明する。
長沙貢瑪國家級(jí)保護(hù)區(qū)では、生物多様性の特徴が際立っており、獣類44種類、鳥類155種類、両生類3種類、魚類6種類が生息している。うちチベットノロバ、ユキヒョウ、オグロヅルなど16種類は中國の國家一級(jí)保護(hù)動(dòng)物に、ツキノワグマ、オオハクチョウなど32種類は國家二級(jí)保護(hù)動(dòng)物に指定されている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月19日