四川省市場監(jiān)督管理局など5當(dāng)局がこのほど、飲食物のデリバリーの非接觸受け取りロッカーサービスの普及推進(jìn)に関する緊急通知を発表した。同通知は各地、各部門（機(jī)関）に対し、デリバリー配達(dá)員が消費(fèi)者と主體的に話し合い、デリバリー非接觸受け取りロッカーを通じて接觸することなく飲食物を受け取れるようにすることを求めている。「成都商報」が伝えた。

このほど、同省成都市にある商業(yè)施設(shè)の新世紀(jì)環(huán)球センターの出口で、飲食物デリバリー非接觸受け取りロッカーを見かけた。一見、宅配便の受け取りロッカーのようだが、扉がすべて透明で中にある飲食物が見えるようになっているところが違う。ロッカーのボックス數(shù)は縦が7つ、橫が6つの計42個。下の段は成人の手のひらほどの高さで、上の數(shù)段は広めのボックスで大人のひじから下ほどの高さがある。

同日の正午頃になると、1-2分おきに市民がこのロッカーのところまで來て飲食物を引き取っていく様子が見られた。そのうちのある女性は、「すごく便利。微信（WeChat）でQRコードを読み取ればすぐに引き取れる。ロッカーは1ヶ月前くらいに登場して、みんなすぐに慣れた。自分の住んでいる団地の入り口にある飲食物受け取りの棚は、飲食物がたくさん置かれていて探すのに時間がかかる時もある。それに比べて、この引き取りロッカーなら（自分の頼んだ商品が）一目瞭然だし、より衛(wèi)生的で安全だ」と話した。

飲食物を引き取りに來たある男性は、「やっぱり配達(dá)員に上がってきてうちまで屆けてほしい。デリバリーはそもそも『ものぐさ経済』の産物で、下まで取りに行きたくない。でも今は新型コロナウイルス感染癥対策をよりしっかり行うため、下りていってロッカーから引き取るようにして協(xié)力しようと思う」と話した。同日に地下鉄の世紀(jì)城駅近くのオフィスビルでも、同じようなロッカーを見かけた。飲食物を取りに來た市民によると、「下まで下りていって飲食物を引き取るのはたいした問題ではないし、ロッカーを使っても別料金はかからない」という。

鉄道の南駅の近くに住む女性の母さんは、「大體2ヶ月前にうちの団地の入り口に飲食物デリバリー非接觸受け取りロッカーが設(shè)置された。最初は正直ちょっとめんどうくさいと思った。それまでは頼んだものが受け取り棚に置いてあるだけで、すぐに持って帰れたし、コードをスキャンする必要もなかった。またロッカーの高いところにあるボックスは中身が取り出しにくい。でも以前に比べて、安全面や衛(wèi)生面でより安心できるようになったことは確かだ」と話した。

同日正午前後の30分間、同センターにあるロッカーには、飲食物を?qū)盲堡毳钎辚啸戛`配達(dá)員がほぼ切れ目なく次々にやって來た。スマートフォンでコードを読み取り、扉が自動的に開き、商品を入れてその場を離れるまで、全部で1-2分ほどしかかからない。配達(dá)員の1人は、「自分たち配達(dá)員にとって間違いなく便利になった。環(huán)球センターの場合、配達(dá)のピーク時間には、エレベーターの待ち?xí)r間と上り下りする時間だけで、最低10分はかかっていた。今はロッカーを使えば1分で配達(dá)が終わる」と話した。

別の配達(dá)員は、「（ロッカーを使うかどうかは）やはり事前にお客様に電話して相談する必要がある。家まで屆けて欲しいと言われればそうする。でも、ほとんどのお客様はロッカーに置くことに同意する。配達(dá)員が中に入れない団地やオフィスビルでは、すべてのお客様がロッカーに置くことに同意する」と話した。また配達(dá)員の中には、「大規(guī)模な団地では、お客様がロッカーのある場所をはっきり伝えられなくて、こちらが探すのに手間取ることもある。長い時間やりとりしてもうまく伝わらない場合は、問題が起こりやすい。ロッカーの使い方は周知されたが、家から出たくないお客様にとって、確かにこれはちょっとした不便になるのかもしれない」と言う人もいる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月16日