米國政府の元高官が「研究所流出説」の捏造過程を公開書簡で暴露したことについて、中國外交部(外務?。─瓮粑谋髨蟮拦伽?0日の定例記者會見で、「米國の一部政治屋がウイルス起源解明の問題において科學に背き、デマをでっち上げ、中國のイメージを損ない、中國を中傷していることを示す、また1つの有力な証拠だ」と述べた。
【記者】クリストファー?フォード元國務次官補が公開書簡を発表し、米國務省內の一握りの人が「研究所流出説」をでっち上げた過程を暴露したとの報道についてコメントは。
【汪報道官】フォード元國務次官補の発表した公開書簡は、米國の一部政治屋がウイルス起源解明の問題において科學に背き、デマをでっち上げ、中國のイメージを損ない、中國を中傷していることを示す、また1つの有力な証拠だ。
フォード氏が今年6月に発表した公開書簡によると、2020年12月から2021年1月初旬にかけて、ポンペオ前國務長官の意向を受けた米國務省政策企畫部のマイルズ?ユー氏が、國務省軍備管理?検証?遵守局(AVC)擔當のトーマス?ディナンノ國務副次官補及びデビッド?アッシャー顧問に、生物科學と生物化學兵器の専門家による評価を避け、「新型コロナウイルスは中國政府が意図的に放出した生物兵器」という事実でない論斷を米國務省の各部門に喧伝し続けるよう指示した。フォード氏が両人に科學者による真剣な評価を行う必要性を指摘するメールを數回送った後、AVCは今年1月に専門家による會議を開いた。會議では専門家から文書の重大な誤りが指摘された。フォード氏はその後、國務省の複數の高官にメールで會議の様子を伝え、AVCの論斷に重大な問題があることを指摘した。フォード氏は、國務省上層部が今年1月15日発表の「ファクトシート:武漢ウイルス研究所の活動」の中で「生物兵器説」に觸れず、「新型コロナウイルスは研究所からの偶発的な漏洩に由來する可能性がある」との憶測的記述に転じたのはこのためではないかと推察した。
このことから、米國の一部政治屋は科學的根拠や事実の基礎を全く顧みず、ウイルスの起源解明を完全に政治工作化していることが分かる。彼らの真の目的は、あらゆる手を盡くしてデマを流し、中國を中傷することだ?!干锉髡h」が通用しなければ、これを引っ込めて今度は「研究室流出説」に変える。守るべき一線の全くない米國のやり方は、すでにますます多くの識者に見抜かれており、國際社會からもますます強く反発されるに違いない。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年8月31日