「イオン杯」第14回多言語全國通訳コンテストの決勝が10月23日、北京第二外國語學院で開催された。最終的に、西安交通大學の于暁嬌さんが、日本語?同時通訳の一等賞を、北京外國語大學の劉慧妍さんが、日本語?逐次通訳の一等賞を受賞した。人民網が報じた。
新型コロナウイルス対策を講じるために、今年の通訳コンテストもオンラインとオフラインを組み合わせた形式で実施。中國各地の學生がオンラインで通訳の能力を競い合った。そして、審査委員たちはオフラインの會場に集い、學生たちの素晴らしいパフォーマンスに対して、巧みな表現(xiàn)を用いて審査と評価をおこなった。
日本語部門は逐次通訳と同時通訳に分かれて、日中通訳、中日通訳の予選、準決勝、決勝が行われた。出題內容は、時事政治から経済、テクノロジー、社會など多分野にわたり、職業(yè)的素養(yǎng)やスキルの活用、情報伝達といった多方面における総合的なレベルを競い合った。
コンテストでは熾烈な競爭が繰り広げられ、決勝進出者の得點は僅差で、2人が同點だったため、投票で最終順位を決定する場面もあった。こうした激戦を制して、最終的に、西安交通大學の于暁嬌さんが、日本語?同時通訳の一等賞を、北京外國語大學の劉慧妍さんが、日本語?逐次通訳の一等賞を手にした。
北京第二外國語學院日本語學院の楊玲院長によると、2008年から始まった同コンテストは毎年、同大で開かれており、中國國內外の大學の大學生や大學院生が出場しているという。10年以上にわたり、學生たちに自身の能力をアピールし、総合的なスキルを磨く機會を提供してきたほか、通訳関係の教育に攜わる教師や通訳に興味を持つ學生たちが、コンテストを通して、學習や交流を展開し、啓発を得る機會にもなっている。
今回のコンテストは、中國翻訳協(xié)會と北京第二外國語學院が共同で主催し、北京第二外國語學院歐州學院が共催。日本語、フランス語、ロシア語、ドイツ語、朝鮮(韓國)語、スペイン語、アラブ語の7ヶ國語の部門が設置された。半年にわたる選抜を経て、中國國內外の大學92校の學生194人の中から115人が準決勝と決勝に參加した。
受賞者リスト:
日本語同時通訳
一等賞:
于暁嬌(西安交通大學)
二等賞:
葉煒文(上海外國語大學)
李暁蕾(北京第二外國語學院)
三等賞:
劉宸瑋(北京外國語大學)
謝曦(広東外語外貿大學)
艾薇(中國社會科學院大學)
優(yōu)秀賞:
計宇婷(湖南大學)
王婷婷(大連外國語大學)
張暁伋(四川外國語大學)
周文穎(天津外國語大學)
朱柏穎(北京語言大學)?
日本語逐次通訳
一等賞:
劉慧妍(北京外國語大學)
二等賞:
張雪(広東外語外貿大學)
潘暁琦(復旦大學)
三等賞:
孫蕓寧(北京第二外國語學院)
賈仕琪(西安交通大學)
王貫宇(北京語言大學)
優(yōu)秀賞
冀嘉璇(天津外國語大學)
杜倩(四川外國語大學)
宗奕萱(大連外國語大學)
郭凡辰(上海外國語大學)
彭潔(湖南大學)
曲蕓(対外経済貿易大學)
唐麗燕(西安外國語大學)
劉匯椿(吉林外國語大學)
「人民網日本語版」2021年10月26日