內蒙古(內モンゴル)自治區(qū)錫林郭勒(シリンゴル)盟多倫(ドロンノール)県森林公安局の警察官がこのほど、同県の灤河源國家森林公園をパトロールしていた際、野生のニホンジカやアカシカ、ノロジカの群れがエサを食べている様子を確認した。ニホンジカとアカシカは約1000頭ほどの群れだったという。新華社が報じた。
森林公安局の警察官によると、野生のニホンジカやアカシカは普段、単獨で行動することが多いものの、毎年9月から10月にかけて発情期になると、群れになる。ただ、これほどたくさんのシカの群れを見るのは初めてのことだという。
ドロンノール県灤河源國家森林公園は、三道溝林場內にあり、総面積は1萬2666.7ヘクタール。中國でこれまで確認されている規(guī)模が最大で、最も保存狀態(tài)の優(yōu)れた天然のウルムスプミラ林となっている。野生のニホンジカやアカシカの個體數(shù)は一時、生態(tài)環(huán)境が悪化したことや亂獲が原因で激減していた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月27日