英國政府は8日、11月22日から世界保健機関(WHO)の新型コロナワクチンの緊急使用リストを承認することを発表した。そのリストには中國の國薬集団(シノファーム)と科興(シノバック)の新型コロナワクチンも含まれている。また、リストに承認されているワクチンの接種を完全に終えた旅客に対しては、英國到著後に行われる隔離は免除される。ロイター通信の報道を引用して海外網(wǎng)が報じた。
英國運輸省は8日、新型コロナワクチンの接種者數(shù)が増え続ける中で、英國の入國制限も簡素化しているとし、 中國の「シノファーム」と「シノバック」、インドの「コバクシン」を英國に入國する旅客に対する新型コロナワクチン承認リストに加えることも明らかにした。
また英國運輸省は、ワクチンの接種を完全に終えて接種証明書を取得した旅客は、出発前と入國から8日目に行われるPCR検査が免除されるほか、英國到著後の自主隔離も免除され、英國入國後2日目に行われるイムノクロマト法による抗原迅速検査(LFT)のみ行う必要があるとしている。
WHOは2021年6月に中國シノバック製の新型コロナワクチンを緊急使用リストに加えており、現(xiàn)在までにすでに米國、オーストラリア、英國などで中國製の新型コロナワクチンが承認されている。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年11月10日