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福島原発事故の放射性物質(zhì)が北極海に到達(dá) 中國外交部がコメント

人民網(wǎng)日本語版 2021年11月12日14:12

福島第1原発事故起源の放射性物質(zhì)セシウム137が北極海で検出されたことについて、中國外交部(外務(wù)?。─瓮粑谋髨?bào)道官は11日の定例記者會見で、「今回の件で、日本の福島原発汚染水の処分が決して日本だけの問題ではなく、全世界の海洋生態(tài)環(huán)境及び人々の健康に関わることが改めて示された。日本はステークホルダー及び関係する國際機(jī)関と十分に協(xié)議して合意に至る前に、原発汚染水の海洋放出を勝手に始めるべきではない」と述べた。

【記者】共同通信の報(bào)道によると、筑波大學(xué)の研究者はこのほど、2011年の福島原発事故で海洋に流出した放射性物質(zhì)セシウム137が米西海岸に到達(dá)後、一部が北上し、太平洋最北部のベーリング海を経由して、約7~8年後に日本の東北沿岸に戻ったとの研究成果を発表した。福島原発事故のセシウム137は北極海でも検出されたという。これについて中國としてコメントは。

【汪報(bào)道官】日本の専門家による最新の研究成果は、日本の福島原発事故によって生じた放射性物質(zhì)が、すでに北太平洋全域にまで拡散し、北極海にさえ影響を及ぼしていることを物語っている。以前にも、國際的に権威ある研究報(bào)告で、福島県沿岸には世界で最も強(qiáng)い海流があり、福島原発汚染水を海洋に放出した場合、その放射性物質(zhì)が數(shù)年後に世界中の海域にまで広がるという予測が示されていた。今回の件で、日本の福島原発汚染水の処分が決して日本だけの問題ではなく、全世界の海洋生態(tài)環(huán)境及び人々の健康に関わることが改めて示された。

中國の王毅國務(wù)委員兼外交部長(外相)は先日の第2回「海洋協(xié)力?ガバナンスフォーラム」開幕式でのスピーチで、原発汚染水の放出など海洋環(huán)境を破壊する行為を法律に厳格にのっとって扱い、青い地球がいつまでも澄み渡り、青い海と空を?qū)恧问来藲垽护毪瑜Δ摔工氡匾预蛑刚筏俊N摇─先毡兢藢潳筏?、周辺諸國と國際社會の懸念に真剣に耳を傾け、海洋環(huán)境と人類の健康に責(zé)任を負(fù)う姿勢に基づき、原発汚染水の海洋放出という間違った決定を撤回するよう促す。ステークホルダー及び関係する國際機(jī)関と十分に協(xié)議して合意に至る前に、日本は原発汚染水の海洋放出を勝手に始めるべきではない。(編集NA)

「人民網(wǎng)日本語版」2021年11月12日

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