米國政府が11月下旬に、北京冬季五輪に米高官が出席しないことを発表するとみられるとの報道について、外交部(外務(wù)?。─瓮粑谋髨蟮拦伽?9日の定例記者會見で、「素晴らしい五輪大會を成功させるのに必要なのは冬季オリンピックファミリーの共同努力であり、特定の國の高官が出席するか否かによって決まるものではない。特定の國の一部の者が冬季五輪の開催を利用してスポーツを政治化することは、必ずや國際社會の斷固たる反対に遭うだろう」とした。
汪報道官は「北京冬季五輪は世界中の冬季五輪選手と冬季スポーツ愛好者の大會であり、政治パフォーマンスや政治工作をする舞臺ではない。素晴らしい五輪大會を成功させるのに必要なのは冬季オリンピックファミリーの共同努力であり、特定の國の高官が出席するか否かによって決まるものではない。中國側(cè)は特定の國に対し、自らの位置づけを正すことを望む」と表明。
「オリンピック規(guī)則では、各國政界要人は、自國のオリンピック委員會の招待を受けて五輪に出席することになっている」と指摘した。
また汪報道官は、「米國など特定の國の一部の者が冬季五輪の開催を利用し、政府高官が北京冬季五輪に出席するか否かの決定をいわゆる人権問題とリンクさせているが、その本質(zhì)は人権の旗印を掲げてイメージを毀損し、騒ぎ立て、スポーツを政治化することだ。これはオリンピック憲章、特に『スポーツの政治的中立性』の原則に明らかに違反し、ましてや『より団結(jié)』というオリンピックの新たなモットーと相反するものだ。このような動きは、必ずや國際社會の斷固たる反対に遭うだろう」とした。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年11月30日