海南省林業(yè)局によると、「海南省の熱帯雨林と黎（リー）族伝統(tǒng)集落」の世界遺産暫定リスト申請項目が先ごろ、中國の國家関係當(dāng)局により正式に國際連合教育科學(xué)文化機関（ユネスコ）の世界遺産センターに提出された。人民網(wǎng)が伝えた。

「海南省の熱帯雨林とリー族伝統(tǒng)集落」プロジェクトの候補地としてあげられているのは、世界の絶滅危懼種や海南島固有の品種が保護されている場所であるばかりでなく、海南島のリー族の人々が長期にわたって暮らし、獨自の島民部族文化を形成している場所となっている。

中國の世界遺産分野の専門家の評価を経て、「海南省の熱帯雨林とリー族伝統(tǒng)集落」候補地は、世界遺産の登録基準(zhǔn)第3條の「現(xiàn)存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統(tǒng)又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在（少なくとも希有な存在）である」、第5條の「伝統(tǒng)的居住形態(tài)若しくは陸上?海上の土地利用形態(tài)を代表する顕著な見本である」、第10條の「生物多様性の生息域內(nèi)保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する」等、複數(shù)の基準(zhǔn)において巨大なポテンシャルを擁しているため、世界複合遺産の暫定リストに申請し、その価値の論証と世界遺産の準(zhǔn)備を進めていくべきとの判斷が下された。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月28日