2021年に広西壯（チワン）族自治區(qū)柳州市のタニシ麺産業(yè)チェーン全體の売上高は501億6千萬元（1元は約18.0円）に達し、そのうち袋入りタニシ麺の売上高は151億元を超えた。獨特の臭みのあるこの一地方の軽食が、大勢のグルメたちを夢中にさせたのはなぜだろうか。中國新聞網が伝えた。

振り返れば、タニシ麺の隆盛は柳州の「工業(yè)的思考」と密接な関連がある。長期間にわたり自動車、鉄鋼、機械製造を優(yōu)位性ある産業(yè)としてきた都市として、「工業(yè)的思考」が柳州市に新たなアプローチを提供している。

10數(shù)年前、同市は市內の業(yè)者が北京や上海などの大都市に進出して店舗を開設することを奨勵した。店內で調理して料理を提供するというモデルにより、グルメたちは本場の柳州タニシ麺を味わうことができたが、食材の多くを空輸しなければならなかったため経営コストは大きく膨らんでいた。

このような困難な狀況はその後、袋入りタニシ麺の登場と大量生産によって解決された。14年に最初の袋入りタニシ麺メーカーが誕生し、その後、同市は一連のタニシ麺の生産基準と発展計畫を相次いで打ち出した。

タニシ麺が袋入りになると、グルメたちは自宅でも街角のグルメを味わえるようになった。実際、當時の袋入りタニシ麺には、最近大人気の半調理品や調理済み食品の兆しがすでに見えていた。

年商が500億元を突破したタニシ麺は、これからどこに行くのだろうか。

柳州市商務局の関係責任者は、「今年は柳州のタニシ麺メーカーのクラスター化?大規(guī)?；筏堪k展、産業(yè)規(guī)模の持続的な拡大、食品安全保証システムのさらなる改善を推し進め、柳州タニシ麺という特色ある産業(yè)をより著実に発展させ、一定規(guī)模以上のタニシ麺メーカーの付加価値額を20％以上増加させるという目標を達成する」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2022年1月25日