最近、中國國內(nèi)で感染癥の散発癥例や局地的なクラスターが発生している。春節(jié)(舊正月、今年は2月12日)のためにと買いだめをする人が多く、袋入りのタニシ麺の注文が急増して、供給が需要に追いつかなくなり、メーカーはフル稼働で生産に當(dāng)たっている。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
広西滬桂食品集団有限公司(広西壯<チワン>族自治區(qū)柳州市)の楊直副社長は、「1月に入ってから、袋入りタニシ麺の注文が爆発的に増加したとはっきり感じるようになり、普段の2倍くらいの量になった。去年の新型コロナウイルス感染癥の発生を経て、今年は感染癥が大規(guī)模に拡大はしていないものの、春節(jié)のために買いだめをしておこうと考える人はやはり多い。今はオンラインショップで販売する袋入りタニシ麺はどれも入荷待ちの狀態(tài)で、15日以上くらい待たなければ商品は手に入らない」と説明した。
感染癥の中、袋入りタニシ麺の人気ぶりは特例ではない。柳州市好歓螺食品有限公司の顔晶晶マーケットディレクターは、「うちのオンライン販売データは1月に入ると上昇を続け、どのプラットフォームでも上昇傾向にある」と述べた。
昨年、感染癥が発生してから、タニシ麺は一時(shí)売り切れ狀態(tài)になった。ネットユーザーたちから出荷を催促する聲が上がり、このことが新浪微博(ウェイボー)の人気検索ワードになったこともある。今、タニシ麺メーカーは春節(jié)に備え、前もって原材料をストックし、生産を拡大して対応している。
タニシ麺の注文が大幅に増加して、滬桂食品はフル稼働で生産を進(jìn)めている。楊氏は、「今年、當(dāng)社は生産ライン6本を増?jiān)O(shè)し、タニシ麺の1日あたり生産量を30萬袋から50萬袋に引き上げた。ここ1ヶ月間、従業(yè)員はみんな殘業(yè)してタニシ麺を生産し、毎日夜9時(shí)過ぎにならないと家に帰れない狀況だ」と話した。
タニシ麺は昔から柳州市の街角でよく食べられている郷土料理。2014年に袋入りが登場すると、インターネットの力を借りて中國內(nèi)外でファンを増やしてきた。20年12月17日現(xiàn)在、1日あたり生産量は最大で325萬袋に達(dá)し、20數(shù)カ國?地域に輸出されている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月20日