微博(ウェイボー)、ショート動(dòng)畫共有アプリ「抖音(TikTok)」、ショッピング交流プラットフォーム「小紅書」などのSNSプラットフォームで、「SNSに出す勇気が出ないもの」から「金のアクセサリー重ね付け」へと話題が変化したことからわかるように、以前は非常にやぼったいと思われていた金のアクセサリーが、今や消費(fèi)の新たなトレンドへと華麗な転身を遂げた。
SNSでは若者たちが、金の粒を集めるとき、金のインゴットや金のアクセサリーを購(gòu)入するときの心得を共有している。特に金の価格上昇を背景に、金や金のアクセサリーを買うことは浪費(fèi)と見なされなくなり、反対にセンスのある暮らし方を代表するものになった。こうして、金は若者が家族や友人、パートナーにプレゼントをする時(shí)に新たな選択肢になった。
中國(guó)黃金協(xié)會(huì)がまとめたデータからも、今年の春節(jié)(舊正月、2022年は2月1日)の7日間の連休中に、全國(guó)の金消費(fèi)が前年同期比13%増加したことがわかる。通年で見ると、2021年の金の実際の消費(fèi)量は20年同期比36.53%増、新型コロナウイルス感染癥発生前の19年同期に比べて11.78%増の1120.90トンに上った。
報(bào)道によると、今年の春節(jié)には北京の複數(shù)の金取り扱い店で、「90後(1990年代生まれ)」と「00後(2000年代生まれ)」の消費(fèi)者が20%以上を占めた。一方で、昨年は10%にとどまっていた。
春節(jié)連休期間に、オンラインモールの天貓(Tmall)スーパーで金を購(gòu)入した人のうち、「95後(1995年から1999年生まれ)」と「00後」が半數(shù)以上を占め、金購(gòu)入の中心層になった。
「金」を買うようになった若者たち 買っているのは一體何?
業(yè)界関係者が報(bào)告書「2022年中國(guó)黃金市場(chǎng)展望」を踏まえて分析したところでは、中國(guó)金アクセサリー市場(chǎng)の価格設(shè)定の透明性がさらに向上し、若い消費(fèi)者層の金アクセサリーに対する評(píng)価がますます高まり、受け止め方もますます好意的になっているという。
工業(yè)?情報(bào)化部(省)情報(bào)通信経済専門家委員會(huì)の盤和林委員は、「金は若い消費(fèi)者層にとってはやはり資産運(yùn)用と投資が中心で、若者のアクセサリーやジュエリーに対する見方はより堅(jiān)実だ。金を買うということは若者がジュエリーやアクセサリーへの理解を深めたことを示している」と述べた。
盤氏は、「この現(xiàn)象は正常なものであり、たとえばダイヤモンドなら、かつてはダイヤの価値は変わらないと思われていたが、実際には今や人工ダイヤが徐々に普及して、ダイヤの市場(chǎng)価値は打撃を受けた。相対的に見て、金は比較的合理的に価値を保てる商品だ」と続けた。
國(guó)泰君安証券が発表した研究報(bào)告書は、「若い消費(fèi)者層は自分を喜ばせるためのニーズが大きいこと、金のジュエリーには消費(fèi)の屬性が強(qiáng)いこと、消費(fèi)者の金投資が理性的な常態(tài)に戻ったことなどの影響で、ここ數(shù)年は金価格の変動(dòng)がもたらす投資ニーズが弱まり、自分を喜ばせるための消費(fèi)という屬性が強(qiáng)まった」としている。
アナリストは、「ネットショッピングが提供する優(yōu)待キャンペーン、豊富な選択肢、自宅まで配達(dá)してくれる便利なサービスも、若者がネットで金アクセサリーを購(gòu)入するブームを後押しした」との見方を示した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月23日