2月20日、五輪の聖火がゆっくりと消えていき、第24回冬季五輪が北京で無事閉會(huì)した。売り切れ続出の氷墩墩(ビンドゥンドゥン)のほか、最近2回目の予約受取が始まった冬季五輪記念紙幣?硬貨も注目とコレクションに値する。新華網(wǎng)が伝えた。
冬季五輪記念紙幣は中國印鈔造幣集団公司が設(shè)計(jì)?印刷。注意深く見てみると、今回発行された冬季五輪紙幣には、スノーボードをする愛らしいビンドゥンドゥンが隠されていることに気づくだろう。さらに古長城、多彩で躍動(dòng)感に溢れるホログラムの雪の結(jié)晶などのデザインも隠されている。
今回発行された冬季五輪記念紙幣には、愛らしいビンドゥンドゥンのほかにも、畫期的な技術(shù)が満載だ。
中國印鈔造幣集団公司の関係者によると、今回発行された氷上競技記念プラスチック紙幣は、すごい背景を持っている。これは中國初の完全に獨(dú)自の知的財(cái)産権を持つプラスチック紙幣で、アジア諸國初の獨(dú)自に研究開発されたプラスチック紙幣でもある。さらに重要なことは、五輪史上初のプラスチック紙幣でもあることだ。
この躍動(dòng)感あふれる「ホログラムの窓」は、見る角度を少し変えると、表にも裏にも動(dòng)きのある立體的な額面數(shù)字や多彩で躍動(dòng)感あふれるデザインが見えてくる。
(上から見た場(chǎng)合)
(橫から見た場(chǎng)合)
さらにすばらしいことに、この「時(shí)空の窓」を見る角度をわずかに変えると、「緑水青山」がたちまち「金山銀山」に変わる。
「ホログラムの窓」のこの変化には実はカラクリが隠されている。私たちはふだん大自然において、孔雀の羽や蝶々の羽といった特に美しい色をよく目にするが、これを畫筆で記録しようとするとどうしても色の違いを感じてしまう。
なぜかというと、それが顔料の色ではなく構(gòu)造色だからだ。
構(gòu)造色とは、顔料の色もしくはその他の添加物に依存せず、ミクロ構(gòu)造の光の回析と散亂だけにより表示される鮮やかな色のことだ。構(gòu)造色は色落ちせず、環(huán)境に優(yōu)しく、獨(dú)特な光學(xué)効果を持つといったメリットにより、表示や偽造防止などの分野で広い応用の見通しがある。
上述した関係者は、「今回の『金山銀山』はこの概念を用い、生體工學(xué)領(lǐng)域の新しいナノ光學(xué)マクロ構(gòu)造を採用した。この構(gòu)造の厚さは髪の毛の千分の一に相當(dāng)し、一般的なホログラム技術(shù)で表示できる色よりも変化に富んでおり、より安定的だ」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月23日