依生生物製薬有限公司はこのほど、獨自に研究開発した新型コロナウイルス組換えタンパクワクチンのアラブ首長國連邦における第1相臨床試験の結(jié)果を発表した。それによると、血清に含まれる中和抗體の滴定量がブースター接種から7日後にピークを迎えた。血清のオミクロン株に対する中和抗體の滴定量は28日目に583.5に達した。これは同ワクチンがオミクロン株に効果を発揮し、高い保護力を提供することを示している。
同臨床試験は成人ワクチン被験者135人に対して行った。不活化ワクチンの接種を2回完了してから6カ月超経過している上、同ワクチンの1回の接種による異種ワクチン免疫強化試験を受けた被験者も含まれる。同時に新型コロナウイルスの元株とデルタ野生株の中和抗體試験を行ったところ、抗體の滴定量はそれぞれ5881、2444だった。また海外のその他の組換えタンパクワクチンと比べると、同ワクチンは5マイクログラムという少量で比較的高い免疫効果が得られた。有効性と安全性が世界トップ水準に達している。
同ワクチンの臨床前の研究によると、同ワクチンの接種から14日後に滴定量の多い中和抗體が得られるとともに、流行中の6種の変異株に対して約20カ月の免疫を提供できる。これは同ワクチンのオミクロン株を含む複數(shù)種類の変異株に対して、高水準の中和抗體活性を保つことを示している。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月23日