新型コロナウイルスのスピード検査の結果が出るまでの時間を20分に短縮する。武漢大學中南病院醫(yī)學研究院は3月31日、同研究院の殷昊教授と張楹教授のチームが共同で研究開発した新型コロナウイルスのスピードPCR検査の新しい方法を発表した。この成果は「Nature Biomedical Engineering」最新號にオンライン掲載された??萍既請螭瑏护à?。
新型コロナウイルス及び変異株の感染が続く中、スピードスクリーニングは感染抑制にとって非常に重要だ。國が現(xiàn)在採用しているのは「RT-qPCR」新型コロナウイルス検査方法で、検査の「ゴールドスタンダード」とも呼ばれている。この方法は実験室の専門的な裝置と専門の人が必要で、検體採取から結果が出るまでおよそ6時間かかる。
武漢大學中南病院醫(yī)學研究院、教育部免疫?代謝先端科學センターの殷氏と張氏のチームは、スピードPCR検査の新方法「sPAMC」を開発した。この方法は高い感度、高い特異性、シンブルでスピーディな操作といった特長がある。
研究者はこの方法により204件の鼻咽頭拭い検體を検査した。新型コロナウイルスの実際の検體の中で94.2%の正確度に達し、偽陽性は1件もなかった。わずか20分でウイルスを検査できる上、攜帯型の紫外放射ランプもしくはブルーライトランプにより結果を見ることができ、検査の利便性が大幅に向上した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年4月1日