米アップル社は中國で自動車の研究開発関連業(yè)務(wù)の展開をスタートさせており、サプライヤーとして自動車産業(yè)に進(jìn)出する構(gòu)えであることを示している。
アップル公式サイトの情報(bào)によれば、アップルは最近、北京、上海、深センで自動車體験協(xié)力パートナー技術(shù)者の募集を始めた。このポジションは自動車の協(xié)力パートナーのために集積関連の支援を提供するもので、開発者がアップルのシステム認(rèn)証を完了するための支援も行なうという。
注目されるのは、アップルがこのほど行なった世界開発者會議(WWDC)で、新世代インタラクティブシステム「カープレイ」を発表したことだ。これまでのカープレイはスマートフォン畫面をカーナビ畫面に映すこと(ミラーリング)が中心だったが、新世代カープレイはラジオ、エアコン、シートヒーター、送風(fēng)などの車內(nèi)機(jī)能を直接コントロールすることができ、ユーザーが自分の好みに応じて、ガソリン?バッテリー殘量、回転速度、スピードなどのパネルの情報(bào)表示インターフェースを調(diào)整することが可能だ。つまり、新世代カープレイなら車內(nèi)のすべての畫面を管理できるということだ。
華為(ファーウェイ)獨(dú)自の基本ソフト(OS)「鴻蒙(ハーモニー、Harmony)」などの自動車用スマートコックピットシステムと比較すると、新世代カープレイは引き続きスマホによるミラーリングを基礎(chǔ)とし、自動車メーカーがオープンにしたソフトウェアのインターフェースを通じて、一部の基礎(chǔ)的機(jī)能のコントロールと車內(nèi)の表示効果の最適化を?qū)g現(xiàn)するもので、ハーモニーOSやアリババグループのOS「アリオーエス(AliOS)」などのソフトウェアとハードウェアが直接融合したスマートコックピットシステムとは本質(zhì)的に異なる。
それでもカープレイには引き続き多くの自動車メーカーから注目が集まる。アップルが発表した情報(bào)によれば、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)でアウディ、ランドローバー、ベンツ、ポルシェを含む14の自動車ブランドが新世代システムの早期協(xié)力パートナーになるとみられる。ソフト面の能力の高いテスラと蔚小理やコックピット分野での展開を早くから進(jìn)めており、そしてそれなりの成果を上げてきた中國の自動車メーカーは、まだ協(xié)力パートナーのリストには入っていない。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月21日