江西省景徳鎮(zhèn)市浮梁県の農(nóng)産物展示センターで開催されている「現(xiàn)代農(nóng)業(yè)テーマ展」で9月24日、陶磁器で作られた野菜や果物が來場者の注目を集めていた。作品ひとつひとつの形や色まで本物そっくりで、みずみずしい輝きを帯びていた。人民網(wǎng)が伝えた。
展示ブースには、陶磁器で作ったトウモロコシや白菜、唐辛子、ナスなどの野菜やスイカ、柿、ライチといった果物まで並べられており、その形や色はいずれも本物と見紛うほどの出來栄えだった。
展示ブースの擔當者は、「これらの野菜や果物の陶磁器作品は、江西省が2022年『中國農(nóng)民豊作節(jié)』イベントのために特別に制作したものだ」と話す?!杆饯咸沾牌鳏沃谱鳏?0年あまり攜わっており、作品は野菜や果物をテーマとしたものが中心となっている。數(shù)年前から、作品販売ルートが拡大されるのに伴い、周辺村民に陶磁器制作チームに加わってもらっている。一つの作品を完成させるには多くのプロセスを経なければならず、村民には、各自の実情に応じてプロセスの一部を擔當してもらう。現(xiàn)在、約30戸の村民が陶磁器制作チームに參加しており、彼らは空いた時間を利用して陶磁器を制作する。制作代金は1作品ごとに支払う。また、陶磁器制作に専業(yè)で攜わることも可能で、1日あたり約200元(約4千円)の収入になる」と擔當者は続けた。
同擔當者は、「より多くの陶磁器作品を開発して、より多くの村民に陶磁器制作に攜わってもらうことで、陶磁器による農(nóng)村振興を推し進め、豊作をともに分かち合いたい」としている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月26日