中共中央宣伝部は29日、新たな時代における中國の特色ある大國外交に焦點を當てた「中國のこの10年」記者會見を開いた。新華社が伝えた。
「過去10年は中國がグローバル?ガバナンス體制の変革と構築に積極的に関與した10年だったが、中國は『別の體制の構築』、『ルールに基づく國際秩序』の変更を図っていると疑う聲がある。中國側はグローバル?ガバナンスにおける自らの地位と役割をどう見ているか」との質問に対し、馬朝旭外交副部長(外務次官)は「中國がグローバル?ガバナンス體制の変革を後押しするのは、『別の體制を構築』するためではなく、現(xiàn)體制をより公正で合理的なものにするためだ。國際秩序は広く認められた國際法を基礎にする以外になく、少數(shù)の國々が定めたいわゆるルールによることがあってはならず、ましてや自らの『ルール』や『集団內のルール』を他國に強要することがあってはならない。國際情勢がいかに変わろうとも、中國は真の多國間主義を実踐する決意を変えず、グローバル?ガバナンスの整備への努力を変えず、多國間協(xié)力を推進する行動を変えない」と説明。
「第18回黨大會以來、中國外交は習近平外交思想の導きの下、かつてない広さ、深さ、力でグローバル?ガバナンスに関與し、中國の知恵で貢獻し、中國の案を提供し、中國の責任感を示し、國際社會の広範な稱賛を得てきた」とした。
また「習近平総書記は人類の前途?命運という観點に立ち、國連など重要な場で中國のグローバル?ガバナンス観を提示し、閉鎖?排他的ではなく開放?包摂?shù)膜扦ⅳ辍⑽ㄎ要氉黏扦悉胜瘒H法に基づき、衝突?対抗ではなく協(xié)議?協(xié)力を行い、古い殻に閉じこもり進歩を求めぬのではなく時代に合わせた進歩を堅持することを提唱し、グローバル?ガバナンス體制と國際體制の変革をリードし、不確実性に満ちた世界にプラスのエネルギーを與えた」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年9月30日