「古きを尊び新しきを知るーー中日陶磁器文化交流會(huì)/保定京都フォーラム」が25日、オフラインとオンラインを組み合わせる形で、中國河北省保定市と日本京都府で開催された。人民網(wǎng)が報(bào)じた。
中國外交部(外務(wù)省)の呉江浩部長助理(外務(wù)次官補(bǔ))はビデオ通話による挨拶の中で、「中日の陶磁器の交流には長い歴史の積み重ねがある。西暦前2世紀(jì)にはすでに、中國の古代陶器が日本に輸出されていた。陶磁器はまた両國が國交を再開し、友好関係を再構(gòu)築してきた証しでもある。中日國交正?;?0周年という新たな歴史の起點(diǎn)に立ち、雙方が初心を振り返り、平和で友好的な伝統(tǒng)を伝承、発揚(yáng)し、両國の指導(dǎo)者が築いた重要な共通認(rèn)識(shí)に基づいて、新時(shí)代の要求に合わせた中日関係構(gòu)築に共に取り組むことを願(yuàn)っている」と語った。
日本の福田康夫元首相は挨拶の中で、「日本の瓷器は中國の影響を大きく受けている。昔から、雙方の交流は盛んで、京都府の『京焼』と河北省曲陽県の『定瓷』は、どちらも獨(dú)特の魅力を備えた陶磁器だ。瓷器は國界を超えて、日中両國の交流、協(xié)力の架け橋となっており、今、そして今後も、奧深い意義を持ち続けるだろう」と語った。
河北省の高雲(yún)霄副省長は、「河北省は日本の関係する地方自治體と、経済貿(mào)易、農(nóng)業(yè)、教育、テクノロジー、文化といった分野において積極的に交流、協(xié)力を展開し、友好都市の輪を拡大し、多くの成果を挙げている。両國の指導(dǎo)者が築いた重要な共通認(rèn)識(shí)に基づき、今回のフォーラムをきっかけにして、伝統(tǒng)的な親睦を継続的に深め、実務(wù)的な協(xié)力を深化させ、『古きを尊び新しきを知る』を共に描き出すことを願(yuàn)っている」と語った。
中日友好協(xié)會(huì)の常務(wù)副會(huì)長を務(wù)める程永華?元在日本大使は、「中日友好交流は長い歴史を誇り、雙方は各分野の交流と協(xié)力を継続的に深化してきた。そして、両國と両國の國民に重要な福祉をもたらし、その益は地域と世界に及んでいる。歴史と現(xiàn)実は、雙方が尊重し合い、『和して同ぜず』という東洋の文化的価値をしっかりと守りさえすれば、共に平和に暮らし、協(xié)力してウィンウィンを?qū)g現(xiàn)できることを完全に証明している。両國は誠意を持って互いに接し、信頼し合って交流するほか、互恵協(xié)力する姿勢を堅(jiān)持し、共同発展を促進(jìn)し、人的?文化的交流を強(qiáng)化し、民意回復(fù)、民心の通じ合いを促進(jìn)しなければならない」との見方を示した。
フォーラムでは、京都と河北省曲陽県の陶磁器の歴史や文化が詳しく紹介されたほか、中日両國の陶蕓家が、特別に制作した作品9點(diǎn)が披露された。また、中日両國の有名な陶蕓家や関係當(dāng)局、団體の責(zé)任者、企業(yè)代表が、中日の陶磁器を比較しながら鑑賞したほか、現(xiàn)代の陶磁器の発展をテーマに踏み込んだディスカッションが行われ、両國の今後の陶磁器をめぐる相互協(xié)力を展望した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月28日