上海社會科學(xué)院情報研究所と社會科學(xué)文獻(xiàn)出版社は21日に共同で発表した「グローバル情報社會青書:グローバル情報社會発展報告書(2022)」の中で、「義務(wù)教育の各段階におけるデジタル素養(yǎng)を貫徹させることが情報格差を解消する鍵だ。完全なデジタル素養(yǎng)體制はデジタル社會の責(zé)任感を育成し、イノベーション思考を形成する鍵でもある」とした。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
同青書によると、情報格差などの不均衡現(xiàn)象は世界的に広く存在している上、各國?地域間の差が大きい。うち歐州諸國の情報均等指數(shù)が最も高く、次いでアジア、南米、中米と北米、アフリカが続く。
同青書によると、情報均等化の程度は國?地域の経済発展水準(zhǔn)との間に正の相関関係を持つ。その現(xiàn)れとしては情報均等指數(shù)の高低の順番が「高所得、中の上所得、中の下所得、低所得」國?地域の順番と一致し、ある國?地域の経済が発達(dá)するほど情報均等化の程度が高いことを示している。
同青書は、「義務(wù)教育政策と大學(xué)建設(shè)の急速な推進(jìn)を背景に、中國は學(xué)生の入學(xué)率と學(xué)歴水準(zhǔn)でいずれも世界をリードしているが、デジタル素養(yǎng)と技能育成の面には依然として改善點(diǎn)がある。中國の義務(wù)教育體制は現(xiàn)在、デジタル素養(yǎng)関連の獨(dú)立したカリキュラムがなく、実踐におけるデジタル技能の育成も不足している。情報技術(shù)カリキュラムは単純な応用が中心で、デジタル技能とデジタル発展のレベルまで深まっていない」との見方を示した。
そのため、同青書は、「義務(wù)教育の各段階におけるデジタル素養(yǎng)を貫徹させることが情報格差を解消する鍵だ。完全なデジタル素養(yǎng)體制はデジタル社會の責(zé)任感を育成し、イノベーション思考を形成する鍵でもある」と打ち出した。同青書は、「中國は具體的な教育の実踐において、米國などの國のデジタル素養(yǎng)育成體制を參考にし、デジタル素養(yǎng)體制の構(gòu)築をさらに加速させ、デジタル技能カリキュラムを開設(shè)し、學(xué)生のデジタル思考を開発することで、國民全體のデジタル素養(yǎng)を高め、情報格差を真に解消する」と提案した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年12月22日