中國の謝鋒駐米大使は7日、招待に応じて米中ビジネス協(xié)議會(USCBC)の歓迎イベントに出席し、基調(diào)講演を行った。中國新聞社が伝えた。
謝大使は「両國は互いに尊重し合い、平和的に共存し、協(xié)力?ウィンウィンの関係であるべきで、新しい時代において中米が正しく付き合う道を探るべきだ」と指摘し、次のように述べた。
中米はこれまでに100余りの対話?交流メカニズムを築いたが、周知の原因により停滯に陥っている。2年前、米國人の友人から「『対話』という言葉はもう使わないほうがいい。米國ではほぼタブーとなっているから」と言われた。私にはこの言葉を不思議に感じ、理解できなかった。中國側(cè)の対話の扉は常に開かれている。過去2年余りの間に、習(xí)近平國家主席はバイデン大統(tǒng)領(lǐng)と會談或いは電話會談を6回行った。バリ島での首脳會談の準(zhǔn)備のためだけでも、中國側(cè)は米側(cè)のカウンターパートと8回、計24時間以上に及ぶ打ち合わせを行った。會談後1ヶ月足らずで、中國側(cè)はダニエル?クリテンブリンク國務(wù)次官補、ローラ?ローゼンバーガー國家安全保障會議(NSC)上級部長を招き、河北省廊坊市で10時間にわたり意思疎通を行った。その後、民生用無人気球事件や蔡英文氏の訪米で協(xié)力のアジェンダが妨げられ、対話プロセスが再び絶たれたことに、中國側(cè)は深く失望している。米側(cè)は最近、両國間の上層部接觸の強化を希望し、バリ島での首脳會談での共通認(rèn)識とアジェンダに戻り、緊張した情勢を緩和し、両國関係を安定化し、改善させる方法を見出そうとしている。中國側(cè)はこれを重視しており、前向きに応じている。王毅中央外事活動委員會弁公室主任がサリバン大統(tǒng)領(lǐng)補佐官と、秦剛國務(wù)委員兼外交部長(外相)がバーンズ大使と、王文濤商務(wù)部長(商務(wù)相)がレモンド商務(wù)長官と、それぞれ率直で踏み込んだ、具體的かつ建設(shè)的な會談を行った。
対話と協(xié)力は互いに尊重し合い、結(jié)果指向であるべきだ。相手國を制裁リストに載せておきながら、その一方で対話と協(xié)力を要求するのは、受け入れられない。対話のためだけに対話し、言っていることと行動が異なっていては、問題の解決にならず、反対の結(jié)果になるだけだ。上層部交流は特に全過程の管理をしっかりと行い、対話の前に良好な雰囲気を醸成し、対話において前向き?プラスの成果を積み重ね、対話の後に著実に実行に移す必要がある。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年6月9日